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3DS『真・女神転生4』総評

2017年08月21日 22:19

経験値&資金稼ぎDLC使用、1週目Nルート攻略でのレビューです。
チャレンジクエストは納品と2週目以降限定以外はクリア済。攻略情報は参照してます。
難易度はデフォから1段階下げてます。
魔人はノータッチ、合体事故も狙ってませんが、悪魔全書は8割くらいは埋まってると思います。

【クリア時間:60時間  個人評価:8点  一般評価:8点】

謎の楽園「東のミカド国」のサムライに選ばれた主人公が、
楽園を侵食する悪魔の脅威を追う内に、世界の真実を知ることになる、
天使と悪魔と人間たちの戦いの物語です。
従来のメガテンとは違い、ファンタジックな世界観に違和感ありますが、
ちゃんと東京がメインの舞台になるので、ご安心(?)を。

シリーズ伝統の1人称視点によるDRPGスタイルを廃止し、
3人称視点のTPS風RPGとして新生した新シリーズです。
エンカウントもシンボル形式になりました。

メガテンらしさは、より便利に面白くなった悪魔合体と、
ロウ、カオス、ニュートラルの3種類のルート分岐によるマルチエンド方式くらいで、
ゲームの外観が変わったことで、かなり印象も変わりました。

難易度はデフォルトのままだと相当キツく、
2回以上ゲームオーバーになることで難易度変更が可能になるので、
死んでもリセットはせずに、素直に対価を支払っておきましょう。
私は難易度を下げてプレイすることで、相当ストレスが減りました。
デフォルトは難しいというより理不尽さを感じるレベルです。

また、DRPGではなくなったことで、移動の手間が若干増えたこと、
移動速度がやや遅い上に、ワープポイントの使いにくさ(遠さ・少なさ)から移動量が多く、
探索(迷子)のための移動ばかりしていたように思います。

メインとなる舞台が東京であるため、基本的に目的地は地名で表示されますが、
馴染みがないと場所の見当がつかない上に、道路のあちこちが封鎖されているため、
とにかく迷いまくるのが困りました。プレイ時間増大の犯人は主にコレ。

一応、空飛ぶ乗り物もありますが、手に入るのは物語も終わる頃な上に、
自由に移動できるわけでもないので、意義が薄いのが難点。
でも移動のストレスはかなり減ります。もっと早く欲しかったなあ。

3Dでの3人称視点になったことで視点移動が必要なんですが、
3DSだとLRボタンで左右見回し、十字キー上下で視点の上げ下ろしになります。
また、足元や高所への移動は上下の視点移動が必須で、非常に面倒です。

シンボルエンカウントも、敵の姿が曖昧なので、何が出てくるか判別し難いのと、
雑魚戦回避には特殊スキルを使用した上で攻撃アクションを当てる必要があるため、
アクションが苦手な人では回避できない問題もあります。
雑魚回避スキルが時間制なのもイラつく。

資金稼ぎの基本が拾ったアイテムの売却制になり(換金アイテム専用の採取場所が多い)、
世界観的には合っているものの、稼ぎの手間が増えたのと、ただでさえ多い移動量が、
これのおかげで更に増える要因になってもいます。
ちなみに資金アイテム採取場所は一定時間で復活する仕組み。
悪魔合体を快適にするには大量のお金が必要なのに、稼ぎ効率が非常に悪いので、
さっさとDLC買っちゃう方が快適に遊べていいと思います。

アイテムに関してはもうひとつ不満があって、アイテムによって所持数上限に制限があり、
強力なアイテムは所持上限が5個とか2個とかしかなく、
宝箱で見つけても持ちきれず入手できないことが多かったんですね。
いわゆる「ラストエリクサー症候群」を患ってる人にはストレスが溜まる仕様でした。

戦闘は、敵味方交互に動くターン制ですが、
行動回数が決められている「プレスターン」という特殊なものです。
基本的に人数分の行動数ストックがありまして、クリティカルや弱点を突くなど、
有利な攻撃をするとストックが増えて、行動回数が増えます。
逆に、攻撃を外す、攻撃を無効化される等、不利な行動をすると行動数が減るので、
有利な側は更に有利に、不利な側は更に不利になる仕組みとなっています。
基本的に先手必勝が求められる仕様は好き嫌い分かれそうですね。
私はあまり気に入ってません。

というのも、弱点を突くことはほぼ必須なので、取得スキルがほぼ固定化されるんですよね。
全属性揃えておかないと不便で仕方ないので。
自由に育てるには戦闘での不自由を許容するしかないのはどうかと思う。

ただ、オート戦闘のスピード感は悪くないですね。
デフォルトでは使えませんが、オートで弱点攻撃してくれる「弱点オート」というのがあって、
全属性で攻撃できるようにしておくと、オート戦闘だけでガンガン進められるのは楽ちん。

不満はまだあります。
このゲームにはストーリー本編に関わる「メインクエスト」と、
寄り道要素である「チャレンジクエスト」があるんですが、
クエストは納品系以外は、メインとチャレンジ合わせて1つしか受注できず、
更に、受注してないとイベントが発生しないというクソ仕様なため、
クエスト一覧には表示されていて、イベント発生場所にも行ったのにイベントが始まらない、
などという紛らわしいことが多々発生します。

また、チャレンジクエスト進行中に、メインクエストを進める場所に行ってしまうと、
メインを進めるためにはチャレンジクエストを中断(ギブアップ)する必要があります。
ギブアップのペナルティはありませんが、時間的な労力の無駄遣いがペナルティですね。

とまあ、ここまで書いて不満だらけだったことに我ながら驚いてるんですが、
悪印象を忘れさせるほどに「悪魔合体」が面白かった、というのもあります。

メガテンの伝統として、敵として登場する悪魔を仲間(仲魔)として育成できる仕様があり、
「悪魔合体」とはその名の通り、仲魔を合体させることで、別のもっと強い悪魔を作る仕組み。
更に、合体元の悪魔が持つスキルを自由に継承させられるので、
好きなスキルを持った悪魔を思うまま作れるのです。
ちなみにスキル継承は選択制になったので、過去作より格段に手間が軽減されてます。
昔はランダム継承や特定スキルの継承法則とかあったんですよねぇ。

悪魔を仲魔にするには、戦闘で会話での交渉が必要ですが、
一度でも仲魔にすれば、「悪魔全書」という仲魔の辞典のようなものに登録されて、
以降は相応のお金を払うことで、自由に呼び出せるようになります。

また、悪魔全書には育成後のデータの悪魔を登録することも可能で、
便利なスキルを持たせた悪魔を登録して、スキルの増殖や分配もできます。
お金さえあれば、まさに好き放題合体させまくれるので、
楽しすぎて合体ばかりしてしまうんですね。
そういう意味でも、金稼ぎDLCは超有効なんです。

総じて、悪魔合体に関する部分以外で不満の多い作品でした。
しかし、謎めいた世界観と王道なストーリーはなかなか面白かったし、
きちんとスキルを揃えれば格段に戦闘が楽になる仕様も悪くなかったです(好き嫌いは別の話

ルート分岐が多い割に、セーブ数が2つと少ないのは不満ですかね。
4大天使登場のおぞましいムービーが見たいがためにセーブ残したかったのに。
イベント(せめてムービーだけでも)リピート機能が欲しかったなあ。

うん、結局不満が多いという結論になってしまった(苦笑
不満は多いけど、相応に楽しむこともできたので、総じて悪い印象はありません。
今なら中古の値段も格安なので、遊ぶゲームがないなら、
選択肢に入れても悪くないと思います。

ちなみに、続編である「FINAL」は、
上記の不満のほぼすべてを解消した凄まじい良作に生まれ変わっているので、
そちらだけ遊べばいいという本音は、ここだけの話にしときますね(ぉ

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