2017年09月12日 21:51
今では結構前のゲームですが、正式な日本語版がリリースされたのは割と最近なので、
神ゲー神ゲーという評判を聞きながらも、実際にプレイした人はあまりいない気がします。
そんなわけで、とりあえず1回クリアしたんで簡単に感想書きます。
ちなみにコレ、2週目が本番というか、
多分真エンド見ないとストーリー面での正しい評価下せない気がするんで、
ストーリーについては保留ということで。
ちなみに初見で6時間くらいでクリアしました。
ボリュームそのものはあんまり無かったのが意外。
なんか製作者が「MOTHERとゼルダと東方が好きだから全部混ぜた」とかいう話を聞いて、
実際にそのカオスミックスぶりによく作ったなあと苦笑しちゃいますが、
破綻なくまとめてるのは凄いですね。
これはセンスの塊です。
一見するとFCとSFCの『MOTHER』みたいなRPGですが、
戦闘になると物凄い独自性が出てきて、東方要素はここにあります。
敵からの攻撃が弾幕STGになってる。
実際に見ないと何言ってるか分かりませんけど、
いわゆる昔のドラクエ風ターンバトルな見た目でありながら、
敵からの攻撃時には、STG風に敵弾を避けるアクション要素が入ってるんですね。
しかもこれ、ちゃんと敵の個性に合わせた弾幕になってるの凄い。
また、このゲームでは普通に敵を倒す以外にも、
敵とコミュニケーションを取ることで戦闘を回避することができるようになってて、
レベルを上げたくない場合に、このシステムが重宝します。
というのも、敵の攻撃は「自力で避けられる」ので、
やろうと思えばノーダメージで切り抜けられるんですよ。
「敵を無闇に殺生しない」ということが暗に匂わされてる本作において非常に重要。
なお、こちらの攻撃はパワーゲージのタイミング押しという、
これまた一筋縄でいかない仕組みだったりします。
しかも一発勝負だから、ボーッとしてるとミスるし、連打で雑魚戦飛ばせないんですよね。
ノンビリとプレイすることが苦痛じゃない人向けですねー。
探索部分は基本的にパズルの謎解きが中心で、実に多彩なミニパズルが行く手を阻みます。
これが「ゼルダ」要素なのかな?
これはちょっとした頭の体操くらいの難易度なんで、メリハリと考えれば悪くないです。
無闇に時間がかかるような仕掛けがないのは好印象。
とまぁ、各所に独自性が盛り込まれ、演出も非常に凝ってて、見ていて楽しいゲームですが、
レトロ調なのは見た目だけでなくゲーム的にもレトロなのが唯一の欠点ですね。
移動の遅さ、アイテム関連の不便さといった部分で少しイライラします。
今時装備するためにアイテムとして「使う」とかないわー。
また、演出の一環ではあるし、やり込みにも関わるからですが、
ボス戦で無闇に時間がかかるのも面倒かなあ。
不殺を貫こうとすると、ひたすら耐える展開になるから仕方ないんですけども、
かなり長く戦うことになるので飽きるんですよね。
最初こそ真新しい攻撃が新鮮なんですが限度があります。
とまあ、手放しに絶賛できるゲームではないので、
岳る的には「変化球の良ゲー」くらいの評価なんですが、
演出面が非常に凝ってて、製作者の愛とこだわりを感じるのが素晴らしいです。
また、ベースが『MOTHER』だからか、メッセージ性というか、
セリフの深みがいい味出してると思います。
個人的に面白いと思ったのは、各所にある「道具屋」で、
「売る」というコマンドがあるのに、ほとんどの場合売れないのが笑ったw
「何でゴミを増やさなきゃいかんのだ」とか言われて納得しちゃったよw
こういう細かいところのセンスや世界観を大切にしてる姿勢が凄くいいですね。
エンディング周辺も驚きの展開で、本当に考えさせられるゲームでした。
結果として2週目やらないと不完全燃焼なんですけど、ボリューム抑えめなのは、
2週目への抵抗を無くすためでもあるのかもしれませんね。
神ゲーかはともかく、今までにないプレイ感が味わえたのが新鮮だったので、
RPG好きならプレイする価値アリではないでしょうか。
割とサクッと終わるので、忙しい社会人ゲーマー向けなのも良いですな。
そうそう、いつの間にかプラチナトロフィー取れてるんで、
トロフィー厨にもオススメですよ。
こんなに適当なトロフィー設定も珍しいわw
神ゲー神ゲーという評判を聞きながらも、実際にプレイした人はあまりいない気がします。
そんなわけで、とりあえず1回クリアしたんで簡単に感想書きます。
ちなみにコレ、2週目が本番というか、
多分真エンド見ないとストーリー面での正しい評価下せない気がするんで、
ストーリーについては保留ということで。
ちなみに初見で6時間くらいでクリアしました。
ボリュームそのものはあんまり無かったのが意外。
なんか製作者が「MOTHERとゼルダと東方が好きだから全部混ぜた」とかいう話を聞いて、
実際にそのカオスミックスぶりによく作ったなあと苦笑しちゃいますが、
破綻なくまとめてるのは凄いですね。
これはセンスの塊です。
一見するとFCとSFCの『MOTHER』みたいなRPGですが、
戦闘になると物凄い独自性が出てきて、東方要素はここにあります。
敵からの攻撃が弾幕STGになってる。
実際に見ないと何言ってるか分かりませんけど、
いわゆる昔のドラクエ風ターンバトルな見た目でありながら、
敵からの攻撃時には、STG風に敵弾を避けるアクション要素が入ってるんですね。
しかもこれ、ちゃんと敵の個性に合わせた弾幕になってるの凄い。
また、このゲームでは普通に敵を倒す以外にも、
敵とコミュニケーションを取ることで戦闘を回避することができるようになってて、
レベルを上げたくない場合に、このシステムが重宝します。
というのも、敵の攻撃は「自力で避けられる」ので、
やろうと思えばノーダメージで切り抜けられるんですよ。
「敵を無闇に殺生しない」ということが暗に匂わされてる本作において非常に重要。
なお、こちらの攻撃はパワーゲージのタイミング押しという、
これまた一筋縄でいかない仕組みだったりします。
しかも一発勝負だから、ボーッとしてるとミスるし、連打で雑魚戦飛ばせないんですよね。
ノンビリとプレイすることが苦痛じゃない人向けですねー。
探索部分は基本的にパズルの謎解きが中心で、実に多彩なミニパズルが行く手を阻みます。
これが「ゼルダ」要素なのかな?
これはちょっとした頭の体操くらいの難易度なんで、メリハリと考えれば悪くないです。
無闇に時間がかかるような仕掛けがないのは好印象。
とまぁ、各所に独自性が盛り込まれ、演出も非常に凝ってて、見ていて楽しいゲームですが、
レトロ調なのは見た目だけでなくゲーム的にもレトロなのが唯一の欠点ですね。
移動の遅さ、アイテム関連の不便さといった部分で少しイライラします。
今時装備するためにアイテムとして「使う」とかないわー。
また、演出の一環ではあるし、やり込みにも関わるからですが、
ボス戦で無闇に時間がかかるのも面倒かなあ。
不殺を貫こうとすると、ひたすら耐える展開になるから仕方ないんですけども、
かなり長く戦うことになるので飽きるんですよね。
最初こそ真新しい攻撃が新鮮なんですが限度があります。
とまあ、手放しに絶賛できるゲームではないので、
岳る的には「変化球の良ゲー」くらいの評価なんですが、
演出面が非常に凝ってて、製作者の愛とこだわりを感じるのが素晴らしいです。
また、ベースが『MOTHER』だからか、メッセージ性というか、
セリフの深みがいい味出してると思います。
個人的に面白いと思ったのは、各所にある「道具屋」で、
「売る」というコマンドがあるのに、ほとんどの場合売れないのが笑ったw
「何でゴミを増やさなきゃいかんのだ」とか言われて納得しちゃったよw
こういう細かいところのセンスや世界観を大切にしてる姿勢が凄くいいですね。
エンディング周辺も驚きの展開で、本当に考えさせられるゲームでした。
結果として2週目やらないと不完全燃焼なんですけど、ボリューム抑えめなのは、
2週目への抵抗を無くすためでもあるのかもしれませんね。
神ゲーかはともかく、今までにないプレイ感が味わえたのが新鮮だったので、
RPG好きならプレイする価値アリではないでしょうか。
割とサクッと終わるので、忙しい社会人ゲーマー向けなのも良いですな。
そうそう、いつの間にかプラチナトロフィー取れてるんで、
トロフィー厨にもオススメですよ。
こんなに適当なトロフィー設定も珍しいわw
- 関連記事
-
- 『OCTOPATH TRAVELER』体験版感想
- 話題のRPG『アンダーテイル』やってみた。
- 今日はSTGのおはなし。
コメント
コメントの投稿