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ゲームがおかしくなる裏事情を知れる良い記事

2019年06月09日 09:26

ゲーム情報サイトの4Gamerで連載してる、「鉄拳」原田Pのインタビュー記事、
今回はゼノシリーズで知ってる人も多いと思われる高橋哲哉氏で、
これがメチャクチャ面白い記事だったんで、とりあえず読んでおきましょ。
就活する人にも為になる話してるからオススメ。

第7回「原田が斬る!」

特に興味深かったのは「ゼノサーガ」についてのことで、
何であんなことになってしまったのかの裏側が明かされてます。
これを読むと色々と腑に落ちますが、もっと早く公開してれば…とも思いますね(苦笑
まぁ会社の内情なんて、そう簡単に暴露できないのは分かりますけど、
プレイヤーに対して不誠実だったのも事実ですしねぇ。
値段のせいで買うのやめたけど、ほんとEp.2の限定版買うのやめてよかったわ…w

個人的にEp.1には何の不満もなくて、むしろゲーム部分が邪魔とすら思ってたので、
ムービーゲーになって良かったじゃんとすら思ってるわけですがw
そりゃあゲーム部分が突貫工事だったんじゃ、ムービーのおまけになるのも仕方ない。

というか、私がRPGにおいてストーリーを重視してない理由がここからも分かりますが、
ストーリーが面白いと、別にゲームである必要性を感じなくなるんですよね。
だってどんどんストーリーの先を見たいのに、戦闘とかレベル上げとかしたくないじゃんw

「ゼノサーガ」の時はゲーム部分がつまんなかったせいもあるんですが、
ストーリーがメチャクチャ面白いし、ムービーも綺麗だしで、
ずっとムービー見てたいと思ってました。
ムービーゲーの何が悪いの? むしろムービーだけでよくね? みたいな。
良質なアニメ映画でも見る感覚でいいじゃないと思っちゃうんですよね。

話が逸れましたが、もし普通に「ゼノサーガ」が作られていたとしたら、
逆にここまで印象に残ったのかな? とも思います。
ムービーゲーを嫌う人って割と見かけますけど、
イベントでセリフのテキスト読むのと何が違うんだって話です。
イベントシーンがムービーに置き換わっただけじゃんね。
豪華になって何が不満なんだろう。

おそらく、普通に開発されていたら、ムービー部分は削られて、
通常のキャラモデルが演技することになってたと思うと、
映像の質が高いムービーになってて本当に良かったと思います。
だからこそ今でも印象に残ってるし、唯一無二のアイデンティティになったのではないかと。

あと、この記事で面白いなと思ったのは、内容を全部知ってるゲームをやって、
開発者は楽しいのか? というところ。

それに対する回答が、つまりは「面白いものは内容知ってても面白い」なのは、
ゲームを提供する側の人間の発言として心強いものですね。
何度も読み返してしまう漫画や小説、映画と同じと考えればなるほど納得です。
私も未だに暇な時はガルパン見たりするしw

シリーズ物で、急に雰囲気が変わったり、内容に違和感を感じるようになったら、
まずは開発会社に何かがあったのではないかと疑いましょう。
シリーズを支えるのか、見限るのかはユーザー次第ですが、
支え続けることで「ゼノサーガ」が「ゼノブレイド」に化けたわけですから、
少なくとも投資は無駄にはならないと思うしかないですね。
自分が好きになった作品と、それを作った人を信じてみましょう。

もう再起不能な作品もたくさんあるし、手遅れになってから惜しんでも遅いのです。

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コメント

  1. 飯田沙々 | URL | -

    Re:ゲームがおかしくなる裏事情を知れる良い記事

    これは興味深い記事ですな
    会社違うけど聖剣4もこんな感じだったんだろうか…
    いろんな考え(勘繰って?)しまいますな。

  2. 岳る | URL | -

    Re:ゲームがおかしくなる裏事情を知れる良い記事

    >飯田沙々
    聖剣はなんだかんだで毛色をどんどん変える実験作品的側面もあったから一概には言えないけど、スクエニが調子こいてた時期の作品だからというのはあるかもしれんねー。

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