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「スレイヤーズ」が新章に突入したので思い出話する

2019年11月03日 13:00


「スレイヤーズ」って何年代に分類されるのかしら?
90年代?
まぁその辺の頃に、オタク界隈で大ブームになったラノベです。

本編は15巻で完結していたんですが、最近、特別編として16巻が出たと思ったら、
先月ついに新章が始まり、17巻が出てしまいました。
富士見ファンタジアって最近、メッチャ昔の名作復活させてるけど、
そんなに今は軸になれる作品がないんだろうか…。

で、この17巻ですが、ノリが当時からまったく変わってなくて、従来のファンも安心な出来栄え。
むしろ新キャラのセリフ回しが今風で、普通に笑ってしまいましたw
覇王将軍大好きだわw

個人的に「スレイヤーズ」で気に入ってるのは、
主人公のレベルは最初から99だけど、出てくる敵はレベル200とか1000という戦闘バランスです。
明らかにチート級な主人公を出しておきながら、
敵は更にチートなもんで、じゃあどうやって攻略しようかしら?
というのが「スレイヤーズ」の物語構成なんですよね。

これの利点は、雑魚に主人公が煩わされることがない爽快感と、
強敵相手にド派手なバトルを展開できる(更に緊張感もある)ところで、
私が求めるRPGの理想的バランスと同じ配分なのが素敵なのです。
つまり、雑魚戦はオートで飛ばせるけど、ボス戦は骨太な戦略が求められる的な。
だからこそ「スレイヤーズ」はギャグだけでなくシリアスパートも面白かったし、
あれだけの社会現象になれたんじゃないかと思うのです。

昨今のなろう系は主人公が強すぎて、緊張感が欠落してたり、
戦略を放棄してご都合で乗り切らせたりしちゃうから、面白いのは面白いんだけど、
上辺だけな印象が強くなるのがハマり切れない原因かなと自己分析してます。
「幼女戦記」みたいに主人公は無双するけど、基本的にひどい目に合うようなタイプは、
バランスが噛み合っていて読んでて楽しいんですけどね。
キャラクターは+と-のバランスを取って作るべきとどこかの作家さんが言ってて、
これは本当にそのとおりだと思う。

主人公がおいしい思いしかしないのは、
ひたすらシロップ塗りたくったパンケーキだけを食わされてるようでキツイんですよ。
たまには塩分も欲しいと思うのが個人的好みの差異というヤツですね。
キリトさんはもっと絶望するべきだと思う(急なキリトディス

話を「スレイヤーズ」に戻すと、私が初めて読んだのは短編集である「すぺしゃる」の、
それも4巻という半端な巻で、なんでいきなりそれを選んだかというと、
ちょっと立ち読みしたら面白すぎて店内で笑っちゃったので、
慌ててレジで会計したからなんですけども、それくらい衝撃的だったんですよね。

独特の語り口調が印象的でありながら読みやすく、呪文詠唱の中二感がハッタリ効いてて、
独自の倫理観で暴れまくる主人公が共感しまくりで、登場人物はほぼ変人という、
とにかく読んでて気持ちがいい(そして笑える)作品でした。

一方で本編はややシリアスムードが強くなるので、「すぺしゃる」が好きだと違和感ありますが、
普通は本編から入って「すぺしゃる」に手を出すものだと思うので、異端なのは私ですねハイ。
でも本編は本編で格上相手に死闘を繰り広げる姿が最高にイカしてるんですがね!

こうやって振り返ってみると、私、「スレイヤーズ」好きだったんだなぁ(今更
2部に入って人気キャラのアメリアとゼルガディスの2人が抜けてしまい、
代わりに入った新キャラがいまいち魅力が薄かったせいで、
段々と人気が落ちて気がついたら本編が終わってたという感じなのが悲しいです。
まぁ、アニメが終わってブームが去って元に戻っただけとも言えますけど。

そんな経緯もありますが、心機一転な17巻は結構面白かったので、
続刊もきちんと追いかけていこうと思います。
新キャラのランがメチャクチャ怪しいんだけど、
自分から「うちって怪しいよね?」とか言っちゃうのが好きw
これはわかんねーわ。

舞台を考えるとゼルとアメリアの登場はまた絶望的ですが、
今回の新同行者は結構好きなタイプなんで、今後に期待ですな。

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