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何故か今更『ゴクドーくん漫遊記』を読んでる私のこと。

2020年01月11日 10:14

帰省すると何もすることがないので、
家に置きっぱなしにしてる古い漫画とかを読み直すのが恒例なんですが、
今回は実は全巻読破してなかった『ゴクドーくん漫遊記』を読みまして。

今読んでも面白いなコレw

知らない人に説明すると、中村うさぎという作家さんのデビュー作なのかな?
当時は数多く出ていたライトなファンタジーラノベで、
鬼畜で外道で救いようのないバカ野郎なゴクドー君が主役のアホなお話です(ぉ
ゴクドー君は本気でどうしようもないクズですが、基本的に因果応報でひどい目に合うため、
胸糞が悪くなるような展開にならないのが奇跡的なバランスだと思います。

他人の宝はまず最初に盗むことを考えて、女を見たら娼館に売り飛ばそうとし、
当然のように仲間を裏切るようなヤツなんですよ。
なのに読感が悪くないどころか、軽妙でメタネタ全開な文章に笑わされるのが凄い。
だって純粋なファンタジー世界なのに、いきなり「大阪駅の歩く歩道」なんて言葉が出てくるし、
それに関する説明とか一切ないんですよ?
いかに作者がノリと勢いだけで文章書いてるかが伝わってきますよねw

さすがに古い作品なので、今読むとノリが痛い部分もあるんですが、
突き抜けた個性は今読んでもオンリーワンだと思います。
あと下ネタって普遍的なものだから普通に笑っちゃうw
基本的に下品でお下劣なのよな。

それでも、最初は普通にファンタジーにしようとしてるフシがあるんですが、
3巻でガメラを出してきた辺りで吹っ切れた感があって、加速度的に面白くなります。
小説読んで爆笑するって、今はそうそうないよねー。
何巻か忘れたけど、1ページ毎に爆笑して全然読み進められなかった記憶があるわw

ただ、途中で電撃文庫から出るようになった外伝がクソつまんなくて、
そのせいで本編も読むのを辞めてしまったという経緯があります。
ゴクドー君にまともなストーリー展開とか期待してねーんだよ!(ぇー

これは作者が歳をとったことで、説教臭い文章を書くようになったのが如実に出ていて、
人の感性の変化をマジマジと感じる出来事でありました。
まぁ外伝がそうなだけで、本編は最後まで狂ってたのかもしれませんがw
なので、しっかりと最後までイカれてたのか確認すべく、再読してる次第であります。

この勢いで、今度は『フォーチュン・クエスト』も読み直そうかなー。
なんか最近ようやく完結したらしいですね。まだやってたのかって感じですが(ぉ
自宅にあるのはスニーカー版だけなんで、それだけで十分かな。そこが一番面白いし。

ゲーム風ファンタジーの先駆け的存在ですが、世界観がメチャクチャよくできてるので、
昨今のゲーム風異世界が乱立してるなろう系作家さんは、
とりあえずフォーチュン読んで出直して来いと思います。
レベルが上がったからっていきなり能力値も上がるわけじゃねーんだよ。

まぁ、懐古厨の戯言ではありますが、古い作品を改めて読むことで見えるものもあるので、
古本屋などで見かけたら、ちょっと手にとってみるのもアリかなと思います。

そういえば中村うさぎって死んだと思ってたんだけど、難病克服して生きてるみたいですね(ぉ
もうラノベは書かないだろうけど、健やかに長生きしてください。

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