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終わったゲームを偲んでみる

2020年11月22日 21:24

最近、ナカイドという人のゲーム動画を見てるんですが、面白いですねー。
辛口レビューとか炎上案件を扱ってるだけあって、よく調べているなあと思います。
どう考えても全部を遊ぶのは無理なので、調査の上で動画にしてると思うと、かなり労力が使われてるなあと感心しますね。

その中で、最近サービス終了したソシャゲについて扱ってる動画があり、その中には私が遊んでいたゲームも幾つかあったので、実際にプレイしていたユーザーとしての視点から、過去を懐かしみつつ振り返ってみようかと思います。
なんて生産性のない記事なんだろうか。

生産性がない割に長文になってしまったので、続きは追記でー。


以下、サ終の思い出。

最初の1本は、正確には最近終わったゲームではなく、終わったゲームの前作をプレイしていたってことなんですが、『ミリオンアーサー』です。

私のブログを昔から見てる人には覚えがあるかもですが、当時、『拡散性ミリオンアーサー』がPSVでリリースされまして、ソシャゲにちょっと興味があった私は物は試しとプレイしてみました。
まぁ最初は完全自動戦闘やオートフィールド探索というソシャゲ特有のシステムに馴染めず、すぐにプレイをやめちゃったんですよね。
ところが、少し時間を置いて、なんとなくプレイを再開した所、手軽な割に奥深い戦闘システムであることに気が付きまして、少しずつプレイを継続するようになりました。

このPSV版はスマホ版とは完全に別物として制作されており、激しすぎるインフレでユーザーが離れかけていた本家と違い、インフレ速度は緩やかであり、独自システムとして乳揺れを実装する等、運営が遊び心に満ちており、楽しいゲームでした。
また、PSV版は重課金させるのではなく、微課金する人を増やすような方向で運営されており、特に11連ガチャが初回だけ1000円(通常は3000円)で回せる仕組みは、今でも素晴らしい施策だと思います。他のソシャゲはこれ真似したらいいのに。
更に言えば、レアの排出率も素晴らしく、11連を1回やれば、最高レアの1枚くらいは割と出たくらいの緩さでした。
更に更に、同カードを重ねて限界突破する仕組みも、代替カードで代用できたため、育成がかなり楽だったのも最高でしたね。
おかげでランキング戦もそこそこ上位に食い込むこともできたし、メチャメチャ楽しませてもらいました。

まぁ、インフレの空気を感じたのと、現状の最強戦力の育成が完了したこともあって、割とスッキリ引退したんですが、このナカイドさんの動画を見て、やはりインフレがサービス終了の引き金になるのはよくあることなんだなあと思った次第です。
ちなみに『乖離性』も少し遊んだんですが、こっちは『拡散性』とまるで違うゲームになっていて、簡単でスピーディーなシステムが魅力だった『拡散性』と違って、複雑でモッサリした別ゲーとなっていたため、すぐに辞めちゃいました。

2本目は『GOD EATER RESONANT OPS』です。こちらは最近終わったヤツですね。
これに関してはナカイドさんの動画でかなり詳しく解説されていたので、とりあえずプレイヤーとして感じた事をつらつら書いていきたいと思います。
とはいえ、ほぼログボ勢だったんで、そこまで深くやり込んでたわけじゃないんですけどね。

とりあえずGEということでプレイはしてたんですが、テイルズシリーズとコラボするということで、『ベルセリア』好きな私としては、限定キャラが欲しくてですね、このテイルズコラボイベントだけ割とガチでプレイしました。
おかげで目当てのキャラは入手できたし、育成もかなりできたんで、ホクホクでしたねー。
ただ、この時にガッツリプレイしたことで見えてきた、このゲームのダメな部分も多々ありまして、終わるべくして終わったという感じはしてます。

まず、ガチャが多すぎる。
もうとにかく多い! 常時最低10種類くらいは設置されてたんじゃないですかね。しかも半分以上は有償石限定ガチャなんで、無課金では触ることすら許されませんでした。
ついでに、このガチャがキャラと武器がゴチャ混ぜの闇鍋形式だったので、これを敢えて課金して回そうというのはよほどの物好き勇者と呼ぶに相応しいプレイヤーでした。

次に、育成が面倒! つーか分かりにくい!
個人的に装備品があるタイプのソシャゲって嫌いなんですけど、理由としては、キャラとは別に装備にもレアリティがあって集めなきゃいけないことと、キャラに加えて装備も育成しなきゃいけないという面倒さの倍化があります。特に装備が複数個所になったりすると最悪ですね。プリコネ、おめーのことだよ。
キャラの育成だけでもレベル、限界突破、絆等があるんですが、更に武器にはサブ武器とかもあって、とにかくゴチャゴチャしていた印象でした。素材が多すぎて何がどれに必要なのか分かりにくいのも問題でしたね。

で、これが致命的だったと思いますが、「強いヤツが勝つ」バトルシステム。
「当たり前だろ」と言われそうですが、本当に面白いゲームって、戦術次第で強敵にもなんとか勝てるバランスになってるんですよ。でもこれは無理!
敵が強すぎるというのもあるんですが、敵の特殊攻撃に対応するためには特定のキャラやサポートが必要なため、ガチャの引きが悪いとどうしようもなかったんですね。これはコマンドバトルのくせに、キャラクターでコマンドが変化するゲームの欠陥ですね。家庭用ゲームなら普通に交代すればいいのに、ソシャゲだとそもそも交代する仲間がいないということもありますから。

あとは、鬼のような周回を必要とするくせに、自動周回やスキップ機能がなかったことですかねー。これ、マジで苦痛でした。
特に最上級のクエストでは勝てなかったので、ランクを落として周回してると、効率が当然下がるのもツライ。

とまぁ、ソシャゲのダメな部分を凝縮したようなゲームだったので、むしろ3年近くもよくもった方だと思います。運営はGEファンに感謝するべき。
サ終間近にはヤケクソ気味にガチャを回させてくれたので、のんきに「3周年近いから太っ腹だなー」なんて思ってたんですが、まさかサ終の前兆だったとは、この李白の目を持ってしても見抜けなんだわ!(節穴

良かった所は色々な衣装のGEキャラが見れたことですかねー。
特にシエル衣装のエリナはメチャ可愛かったです(´ω`)

最後は『オーブジェネレーション』。DMMのエロゲーですね(健全版もあったヨ)。
ぶっちゃけプリコネフォロワーと呼ばれる、この当時のDMMゲーで量産されていた、プリコネに告示したシステムのゲームでした。
私、このプリコネフォロワーって大嫌いなんですけど、これだけ何で遊んでたのかというと、バトル時にキャラが移動する要素があったからですね。その場で陣形組んで戦うんじゃなくて、ゴチャゴチャと乱戦みたいに動きがあるのが楽しくて、ガックガクでしょっちゅうフリーズするけど遊び続けてました。

前述のとおり、ゲーム的にかなり欠陥品ではあったんですが、イベントで好感度アイテムを集めやすかったので、イベントだけは周回しておりました。
DMMのエロソシャゲって、いきなりエロイベントが見れるのはいいけど、その後に別のエロイベ見ようとすると、好感度全然上がらなくてサッパリ、というパターンが多いんですよ(何で詳しいんだ
ただ、この「オージェネ」はメッチャ簡単にエロイベ見れるんで、その点では良心的でした。
低レア勢にもちゃんとイベがあるのと、驚くことに全部Live2Dで動くという豪華さの反面、イベが2つあるSR以上のキャラは、1つ目のイベが何故か静止画という不思議な予算のケチりぶりが目につきましたねー。

とまぁ、不満はあれど、エロゲとしては正しく楽しめたので、ストーリーを進めようとしなければ悪くないゲームでした。
ストーリーはイベント後半とかもそうですが、急に敵が強くなるので心が折れます。真面目に攻略しようとするプレイヤーほどバカを見るという斬新なゲームですな!
でもストーリーはネタ要素多めで結構面白かったのが惜しい。

さて、実は今回の記事を書いた理由はここからだったりします。
ナカイドさんの動画では出てこなかったことなんですが、「オージェネ」のサ終の原因はこれじゃないかなー、という出来事があったのです。

それは、「ゲーム起動できない事件」。
定期メンテナンス明け、いつも通りアップデートパッチを当てると、何故かゲームが落ちるようになりました。これ、プレイ中に落ちるとかじゃなくて、起動画面から先に進めないという意味です。どうやら更新したアプリに問題があったようで、不具合が出たとのこと。
公式がアナウンスした解決方法は実に簡単。アプリを一度アンインストして、改めて新しいアプリを再インストしろ、というもの。
これだけならよくあることなんですが、問題がひとつ。
アンインストするとデータが消えるということ。
…致命的じゃないっスか。

一応、救済措置はあって、ゲーム内で「データ連動」していれば、データは保持されるということでした。
しかし、そもそもゲームを起動できないので、「ゲーム内で」行うデータ連動処理ができません。つまり、事前にデータ連動してなければ詰みという状況。
このとき、確かゲーム開始時にデータ連動しようとしたら途中でエラーが出たなー、という覚えがあって、つまり連動できてない可能性が高かったんですね。
そこで、初めて運営に連絡するという行動に出たんですが、戻ってきたメールが定型文で、一番聞きたかった内容に触れられていませんでした。
結果、身動きが取れなくなった私は、時間を置いて新しいパッチが来るのを待つという消極的行動に出たんですが、結局、それでは解決しませんでした。

2ヶ月近く待った末、これ以上はどうしようもないと判断した私は、再インストールを決意しました。
まぁ結論から言えば問題なくデータは復旧したんですが、驚いたのは再開した「オージェネ」のお知らせで「サ終」の文字が出てきたことですね。いやー、マジかー。ギリギリのタイミングで復帰したんだなー。

しかし、これはタイミングができすぎてますよね。これはつまり、例の不具合の時にデータ復旧できずに(もしくは諦めて)引退した人が続出したんじゃないかと思われます。
元々ゲームとしての出来がよろしくなかった所に致命的なバグが出てしまったことで、見切りをつける人が多かったんじゃないかなー。

ナカイドさんの動画では、なんか名前だけ変えたまったく同じゲームがサービス開始してるということなので、運営的にもこのタイミングでサ終するつもりはなかったのではないかと思われます。
ただ、このまま続けるよりは、新しいゲームとしてリリースした方がまだなんとかなるという判断だったのではないでしょうか。

とまぁ、そんなゴタゴタがあったんですよ。動画見て「あー、さすがにあの不具合のことは書いてないなー」ということで、補完的に記事にしてみました。
これが原因だという確証はないですが、原因の一因ではあると思います。
皆さんも新規にゲームを始める時は、まずデータがどういう扱いになってるか確認しましょうね!

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