2021年06月13日 08:21
カリギュラ2の限定版、特典欲しさに勢いで値段見ずに予約したけど、メッチャクチャ値段高くてビックリしたわ…。これが許されるのは、今だとアトリエシリーズくらいなもんだぞ…。開発裏話DVDとかいらんから、もう少し値段下げてほしいなあ。てか、DVDなのかよ…っていうね。買うけど。
最近、高クオリティすぎるウマ娘の影響か、続々とサービス終了(サ終)するソシャゲが相次いでますが、DMM系ゲームにも影響が出てるのか、割と最近出たばかりのゲームがサ終したりして驚きました。まぁ「巨神と誓女」はエロゲのクセにエロ見るハードル高すぎたからなー。あと、スタミナ制を撤廃する代わりに超周回ゲーにしたのも逆効果よね。今の世の中、サッと遊んでサッと終われないとダメよ。
ウマ娘も客離れが始まってると言われてるけど、これはむしろ初速が凄すぎたので、ある程度減ったところで安定するんじゃないですかねぇ。なんだかんだでクオリティ高いし。会話シーン見るたびにすげぇ…って思うもんなあ。新キャラ出た時だけ戻るって人も多そう。ネプネプの新作もあれくらい会話中に動かしてほしいなあ。無理か。
ソシャゲって結局の所、運営費(維持費)がかかるから、ある程度の安定した収益が見込めないと終わっちゃうわけですが、どれだけ稼いでいても、元のコストが高すぎると、その分稼がないといけないから、ウマ娘も安泰とは言えないんですよね。だってあれ、他のゲームの倍以上はコストかかってるでしょ。クオリティは上げるだけコストかかるからねぇ。でもクオリティ上げないと客に見向きもされないわけで、難しいところだと思います。
その点、我らがアイギスはその「古臭さ」ゆえに長生きしそうなのが面白いところですね。だって今時、Live2Dで動くわけでもなく、ボイスもない1枚絵のドットゲーなんて化石ですよ化石。
にもかかわらず、DMMのランキングでは上位安定というのは、単純にゲームとしてのデキが良いというのもあるんですが、ランニングコストの低さも重要なのだと思います。キャラを動かさなくていい上にボイスも無しなので、安定して新キャラを投入できるんですよね。毎月2体は配布キャラが貰える(当然ガチャ用新キャラも追加される)ってのは、今の時代だとあんまりない。
まぁ、他がアイギスと同じことをしようとしても潰れるだけなのは、コストの問題もありますが、ゲームの基本構造的な意味でも真似できないというのはあります。
今のソシャゲは名前の通り「ソーシャル(社会、社交)」であることを重視しているので、協力要素や対戦要素等の「競う」要素がほぼ実装されています。まぁこれがないとエンドコンテンツを作りにくいから仕方ないんですが、その分「人権」と呼ばれるキャラやカードや装備諸々が発生してしまいます。そしてそれら「人権」は大抵の場合ガチャの新規追加なので、「出るまで回す」「限凸するまで回す」ことを強制されます。
これは確かに巨大な利益を出す一方で、ユーザーを疲弊させる要素でもあるので、これをやりすぎるとゲームの寿命を縮めます。ウマ娘はそのクオリティの高さで無理やり繋いでるわけですが、客離れの一因は間違いなくコレですよね。
アイギスの場合、ランニングコストが低いので、そこまでガチャを回させる必要がないんですね。新キャラは1体だけ入手できれば同キャラを重ねる必要がないので、コンプリート病でも患ってない限りは、よほど沼らない限り、そこまで課金の圧は高くありません。
ついでにいうと、ソーシャル要素がまったくない完全ソロ仕様であるため(ギルドもフレンド機能すらない)、「人権」というものが存在しないのも気楽に遊べる要因ですね。つまり、無理にガチャを回す必要がない。
あと、これが一番重要な点として、低レア、あるいは配布キャラだけでも、頑張り次第で高難易度も攻略できるバランスですね。まぁこれは逆を言えば、どれだけ最新キャラを揃えても、いきなり無双はできないということでもあるんですが。金の力だけではいきなり最強になれないのは今の時代だと欠点なのかもしれません。
ここまででウマ娘とアイギスという、同じ基本無料ゲーでありながら両極端な例を挙げましたが、結局のところ、「そのゲームに合った仕様」というものが存在するわけで、なんでもかんでも追加すればいいというものでもないのです。
大きい所では「ボイス」ですね。
もしウマ娘にボイスが実装されてなかったとしたら、それでも今の人気は維持できたでしょうか?
これは確実に「否」と言えます。ウマ娘はハイクオリティな3Dモデルを使っているので、ボイスがないのは違和感しか生まないし、ライブ要素もあるのでボイス無しというのはありえません。
逆にアイギスにボイスがあったら、今より人気が出るでしょうか? おそらく、それほど売り上げに影響は出ないと思われます。
というのも、口パクすらない1枚絵ではボイスを追加した所で大きく魅力が上がるわけでもないので、ボイスはあっても無くてもどちらでも良いというのが正直な感想です。ボイス実装のせいでキャラ数が減ったりイベントの更新が遅れるマイナス要素の方が大きいかと。
かように、ゲームの内容に沿った仕様というものは確実にあります。ドラクエ11のPS4版のように、3Dモデルを使いながらボイスを入れなかった結果、どれだけ違和感が生まれたかはプレイ済の方なら分かるかと思います。だからこそ11Sでボイスが追加されたと見るべきです。あれはボイスが必要な仕様だったわけです。
逆にアイギスのように、別にボイスがなくても問題ないゲームもあります。むしろ無理に追加してコストを上げるのは愚かですらある。
世の中には「とりあえず豪華にしとけば客が食いつくだろう」という安直な考えが割とありますが、現実にはコストとの兼ね合いで全てを実装するのは無理な話です。結果、全てが中途半端な代物になって誰からも相手にされない、なんてことがザラにあります。
重要なのは、自分の武器(見せたい・表現したいもの)は何かを明確にすること。そしてその武器を魅せるためには何が必要であるかを理解することです。考え無しに装飾を増やしても、肝心な部分が隠れては意味がありません。
しっかりと自分を見つめなおし、身の丈に合った表現を心がけるだけでも、案外と見栄えは良くなるものなのです。
まぁだからね、アイギスは無理にLive2Dとか実装しなくていいんで、バランス調整とかに心血を注いでくださいな。
死屍累々たるサ終の山を見る度に、細く長く続いて欲しいと願うばかりです。
最近、高クオリティすぎるウマ娘の影響か、続々とサービス終了(サ終)するソシャゲが相次いでますが、DMM系ゲームにも影響が出てるのか、割と最近出たばかりのゲームがサ終したりして驚きました。まぁ「巨神と誓女」はエロゲのクセにエロ見るハードル高すぎたからなー。あと、スタミナ制を撤廃する代わりに超周回ゲーにしたのも逆効果よね。今の世の中、サッと遊んでサッと終われないとダメよ。
ウマ娘も客離れが始まってると言われてるけど、これはむしろ初速が凄すぎたので、ある程度減ったところで安定するんじゃないですかねぇ。なんだかんだでクオリティ高いし。会話シーン見るたびにすげぇ…って思うもんなあ。新キャラ出た時だけ戻るって人も多そう。ネプネプの新作もあれくらい会話中に動かしてほしいなあ。無理か。
ソシャゲって結局の所、運営費(維持費)がかかるから、ある程度の安定した収益が見込めないと終わっちゃうわけですが、どれだけ稼いでいても、元のコストが高すぎると、その分稼がないといけないから、ウマ娘も安泰とは言えないんですよね。だってあれ、他のゲームの倍以上はコストかかってるでしょ。クオリティは上げるだけコストかかるからねぇ。でもクオリティ上げないと客に見向きもされないわけで、難しいところだと思います。
その点、我らがアイギスはその「古臭さ」ゆえに長生きしそうなのが面白いところですね。だって今時、Live2Dで動くわけでもなく、ボイスもない1枚絵のドットゲーなんて化石ですよ化石。
にもかかわらず、DMMのランキングでは上位安定というのは、単純にゲームとしてのデキが良いというのもあるんですが、ランニングコストの低さも重要なのだと思います。キャラを動かさなくていい上にボイスも無しなので、安定して新キャラを投入できるんですよね。毎月2体は配布キャラが貰える(当然ガチャ用新キャラも追加される)ってのは、今の時代だとあんまりない。
まぁ、他がアイギスと同じことをしようとしても潰れるだけなのは、コストの問題もありますが、ゲームの基本構造的な意味でも真似できないというのはあります。
今のソシャゲは名前の通り「ソーシャル(社会、社交)」であることを重視しているので、協力要素や対戦要素等の「競う」要素がほぼ実装されています。まぁこれがないとエンドコンテンツを作りにくいから仕方ないんですが、その分「人権」と呼ばれるキャラやカードや装備諸々が発生してしまいます。そしてそれら「人権」は大抵の場合ガチャの新規追加なので、「出るまで回す」「限凸するまで回す」ことを強制されます。
これは確かに巨大な利益を出す一方で、ユーザーを疲弊させる要素でもあるので、これをやりすぎるとゲームの寿命を縮めます。ウマ娘はそのクオリティの高さで無理やり繋いでるわけですが、客離れの一因は間違いなくコレですよね。
アイギスの場合、ランニングコストが低いので、そこまでガチャを回させる必要がないんですね。新キャラは1体だけ入手できれば同キャラを重ねる必要がないので、コンプリート病でも患ってない限りは、よほど沼らない限り、そこまで課金の圧は高くありません。
ついでにいうと、ソーシャル要素がまったくない完全ソロ仕様であるため(ギルドもフレンド機能すらない)、「人権」というものが存在しないのも気楽に遊べる要因ですね。つまり、無理にガチャを回す必要がない。
あと、これが一番重要な点として、低レア、あるいは配布キャラだけでも、頑張り次第で高難易度も攻略できるバランスですね。まぁこれは逆を言えば、どれだけ最新キャラを揃えても、いきなり無双はできないということでもあるんですが。金の力だけではいきなり最強になれないのは今の時代だと欠点なのかもしれません。
ここまででウマ娘とアイギスという、同じ基本無料ゲーでありながら両極端な例を挙げましたが、結局のところ、「そのゲームに合った仕様」というものが存在するわけで、なんでもかんでも追加すればいいというものでもないのです。
大きい所では「ボイス」ですね。
もしウマ娘にボイスが実装されてなかったとしたら、それでも今の人気は維持できたでしょうか?
これは確実に「否」と言えます。ウマ娘はハイクオリティな3Dモデルを使っているので、ボイスがないのは違和感しか生まないし、ライブ要素もあるのでボイス無しというのはありえません。
逆にアイギスにボイスがあったら、今より人気が出るでしょうか? おそらく、それほど売り上げに影響は出ないと思われます。
というのも、口パクすらない1枚絵ではボイスを追加した所で大きく魅力が上がるわけでもないので、ボイスはあっても無くてもどちらでも良いというのが正直な感想です。ボイス実装のせいでキャラ数が減ったりイベントの更新が遅れるマイナス要素の方が大きいかと。
かように、ゲームの内容に沿った仕様というものは確実にあります。ドラクエ11のPS4版のように、3Dモデルを使いながらボイスを入れなかった結果、どれだけ違和感が生まれたかはプレイ済の方なら分かるかと思います。だからこそ11Sでボイスが追加されたと見るべきです。あれはボイスが必要な仕様だったわけです。
逆にアイギスのように、別にボイスがなくても問題ないゲームもあります。むしろ無理に追加してコストを上げるのは愚かですらある。
世の中には「とりあえず豪華にしとけば客が食いつくだろう」という安直な考えが割とありますが、現実にはコストとの兼ね合いで全てを実装するのは無理な話です。結果、全てが中途半端な代物になって誰からも相手にされない、なんてことがザラにあります。
重要なのは、自分の武器(見せたい・表現したいもの)は何かを明確にすること。そしてその武器を魅せるためには何が必要であるかを理解することです。考え無しに装飾を増やしても、肝心な部分が隠れては意味がありません。
しっかりと自分を見つめなおし、身の丈に合った表現を心がけるだけでも、案外と見栄えは良くなるものなのです。
まぁだからね、アイギスは無理にLive2Dとか実装しなくていいんで、バランス調整とかに心血を注いでくださいな。
死屍累々たるサ終の山を見る度に、細く長く続いて欲しいと願うばかりです。
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