2021年07月10日 22:41
メッチャ久しぶりにCSゲーをガッツリ遊びました。やはり私はDRPGが一番好きだなあ。
タイトルは来週に発売が迫った『モンスターを倒して強い剣や鎧を手にしなさい。死んでも諦めずに強くなりなさい。勇者隊が魔王を倒すその日を信じています。』こと、略称「モン勇」です。
本作はDRPGの老舗エクスペリエンス制作の正統派DRPGなので、安心安定のクオリティになっていますが、ポップな見た目と引き換えにUIが使い難かったり、難易度が想像より高いという、DRPG初心者にはチト敷居が高い作品になっているので、一度体験版を遊んでおく方がいいと思います。
とはいえ、製品版発売日には同時にアップデートパッチの配信が決まっており、体験版で気になった部分の大半は改善されそうなので、体験版だけでなく、公式サイトも確認しておくことを勧めます。
さて、本作は実にオーソドックスでストレートで古き良きDRPGの雰囲気を踏襲しており、類似作品としては「世界樹の迷宮」に近い印象を受けました。スキルポイントでスキルを習得したり、シンボルエンカウントでの強敵が存在したりする辺りは既視感が強いです。
違いとしては、完全なシンボルエンカウント方式なので、戦闘頻度のコントロールがしやすいことですかね。ただ、これはDRPGならではの「いつ敵に襲われるかわからない緊張感」を失わせる結果にもなっているので、個人的には痛し痒しといったところです。まぁ確実に楽なのは悪いことではないですけどね。
ちなみに、完全シンボルなので装備や経験値稼ぎをするには面倒な部分があるんですが、その辺りは製品版で改善されるとのことなので心配ご無用です。
バトル難易度はかなり高めで、何も考えずにオート戦闘などをしてると、雑魚戦でパーティが壊滅してることも珍しくありません。
ただ、レベルアップによる戦闘力上昇の影響が大きく、とりあえずレベルを上げればなんとかなるのは分かりやすいですね。
しかし、個人的にあまり好きな要素ではない「レベルキャップ制」が採用されているので、レベルを上げまくって無双する、ということはできなくなっています。
また、本作には各階層ボスを倒した際に「ごほうび」が用意されており、レベルを上げすぎると評価が下がり、ごほうびのランクが下がるという嫌なシステムが積まれています。こういう自分でやるのではなくシステム的に縛ってくる仕様は自由なプレイを阻害する要素だと思っているので、正直、余計なシステムを実装してくれたなあ…と苦々しく感じますね。せめて「ごほうび」が本当におまけ程度の内容ならともかく、かなり攻略に影響が出る代物なのもムムム…と思う要因です。
とはいえ、製品版ではレベルダウンができるようになったり、評価への再挑戦ができるようになるそうなので、体験版ほどの忌避感を感じる必要はないかもしれません。
つーか、レベルはキャップ制とか評価で縛るのに、スキルポイント(レベルとは別に貰える)とか装備の強化値は考慮しないという辺り、ガバガバすぎると思うので、マジでこのシステム意味ないよなあと思うばかりです。いざとなったら全滅しまくってドーピングもできちゃうしなあ(全滅するとHPとMPの最大値が上がる謎システムがある)。
気になるところは他にもあって、キャラメイクの幅が狭すぎるのは、この手のパーティメンバーを自分で作るタイプのゲームとしては致命的だと思うんですよねぇ。容姿パターンの少なさもそうですが、せめてカラーパターンが4種類くらいは欲しかったですね。2種類しかないとマジで選択の余地がなさすぎて、せっかくのキャラメイクの魅力も半減です。
文句ばかり言ってますが、良い所としては、職業選択の幅が割と自由な点ですかね。DRPG特有の宝箱の罠を気にしなくていいので、戦闘に全振りした編成ができるのは悪くないです。この辺も「世界樹の迷宮」に似てると思う部分ですね。まぁそれなら「世界樹の迷宮」を遊べばいいんじゃね?と思ってしまうのも事実なんですがー。
DRPGとしてはさすがの安定感があって普通に面白いです。戦闘する度に宝箱から装備がボロボロ手に入るので、手軽にハクスラを楽しめます。難易度も適当にやるとやや厳しめというのは程よい難易度で個人的にはアリ。
ダンジョンはオートマッピングに対応している上に、移動済な場所へは移動速度が上がるオート移動もできるので、3Dダンジョンが苦手な人でも安心して遊べるかと。
ただ、気になる部分もかなり多く、前述のキャラメイク(容姿選択)の幅の狭さ、システムと噛み合ってないレベルキャップ制、更にスキルまで取得条件にレベルが関係してくるので、自由な育成を阻害する要素が強すぎるように感じます。
UIも使い難く、これなら未プレイであるなら、9月に発売されるデモンゲイズEXをオススメしますね。あっちは面白いことが確定してるので安心感が段違いです。
個人的な評価としては、悪くないけどわざわざこれを遊ぶ必要性を感じない、ですかねぇ。類似作品としては「世界樹の迷宮」の方が確実に出来が良いと思うし、エクスペリエンスのDRPGなら他にもっとよくできてる物が色々ありますので。
やはりゲーム側から縛りプレイを要求されるタイプのゲームには魅力を感じないんですよね。RPGをプレイする時はね、誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで…。
とりあえず、製品版でどれだけ印象が変わるのか次第だと思います。うむー。
タイトルは来週に発売が迫った『モンスターを倒して強い剣や鎧を手にしなさい。死んでも諦めずに強くなりなさい。勇者隊が魔王を倒すその日を信じています。』こと、略称「モン勇」です。
本作はDRPGの老舗エクスペリエンス制作の正統派DRPGなので、安心安定のクオリティになっていますが、ポップな見た目と引き換えにUIが使い難かったり、難易度が想像より高いという、DRPG初心者にはチト敷居が高い作品になっているので、一度体験版を遊んでおく方がいいと思います。
とはいえ、製品版発売日には同時にアップデートパッチの配信が決まっており、体験版で気になった部分の大半は改善されそうなので、体験版だけでなく、公式サイトも確認しておくことを勧めます。
さて、本作は実にオーソドックスでストレートで古き良きDRPGの雰囲気を踏襲しており、類似作品としては「世界樹の迷宮」に近い印象を受けました。スキルポイントでスキルを習得したり、シンボルエンカウントでの強敵が存在したりする辺りは既視感が強いです。
違いとしては、完全なシンボルエンカウント方式なので、戦闘頻度のコントロールがしやすいことですかね。ただ、これはDRPGならではの「いつ敵に襲われるかわからない緊張感」を失わせる結果にもなっているので、個人的には痛し痒しといったところです。まぁ確実に楽なのは悪いことではないですけどね。
ちなみに、完全シンボルなので装備や経験値稼ぎをするには面倒な部分があるんですが、その辺りは製品版で改善されるとのことなので心配ご無用です。
バトル難易度はかなり高めで、何も考えずにオート戦闘などをしてると、雑魚戦でパーティが壊滅してることも珍しくありません。
ただ、レベルアップによる戦闘力上昇の影響が大きく、とりあえずレベルを上げればなんとかなるのは分かりやすいですね。
しかし、個人的にあまり好きな要素ではない「レベルキャップ制」が採用されているので、レベルを上げまくって無双する、ということはできなくなっています。
また、本作には各階層ボスを倒した際に「ごほうび」が用意されており、レベルを上げすぎると評価が下がり、ごほうびのランクが下がるという嫌なシステムが積まれています。こういう自分でやるのではなくシステム的に縛ってくる仕様は自由なプレイを阻害する要素だと思っているので、正直、余計なシステムを実装してくれたなあ…と苦々しく感じますね。せめて「ごほうび」が本当におまけ程度の内容ならともかく、かなり攻略に影響が出る代物なのもムムム…と思う要因です。
とはいえ、製品版ではレベルダウンができるようになったり、評価への再挑戦ができるようになるそうなので、体験版ほどの忌避感を感じる必要はないかもしれません。
つーか、レベルはキャップ制とか評価で縛るのに、スキルポイント(レベルとは別に貰える)とか装備の強化値は考慮しないという辺り、ガバガバすぎると思うので、マジでこのシステム意味ないよなあと思うばかりです。いざとなったら全滅しまくってドーピングもできちゃうしなあ(全滅するとHPとMPの最大値が上がる謎システムがある)。
気になるところは他にもあって、キャラメイクの幅が狭すぎるのは、この手のパーティメンバーを自分で作るタイプのゲームとしては致命的だと思うんですよねぇ。容姿パターンの少なさもそうですが、せめてカラーパターンが4種類くらいは欲しかったですね。2種類しかないとマジで選択の余地がなさすぎて、せっかくのキャラメイクの魅力も半減です。
文句ばかり言ってますが、良い所としては、職業選択の幅が割と自由な点ですかね。DRPG特有の宝箱の罠を気にしなくていいので、戦闘に全振りした編成ができるのは悪くないです。この辺も「世界樹の迷宮」に似てると思う部分ですね。まぁそれなら「世界樹の迷宮」を遊べばいいんじゃね?と思ってしまうのも事実なんですがー。
DRPGとしてはさすがの安定感があって普通に面白いです。戦闘する度に宝箱から装備がボロボロ手に入るので、手軽にハクスラを楽しめます。難易度も適当にやるとやや厳しめというのは程よい難易度で個人的にはアリ。
ダンジョンはオートマッピングに対応している上に、移動済な場所へは移動速度が上がるオート移動もできるので、3Dダンジョンが苦手な人でも安心して遊べるかと。
ただ、気になる部分もかなり多く、前述のキャラメイク(容姿選択)の幅の狭さ、システムと噛み合ってないレベルキャップ制、更にスキルまで取得条件にレベルが関係してくるので、自由な育成を阻害する要素が強すぎるように感じます。
UIも使い難く、これなら未プレイであるなら、9月に発売されるデモンゲイズEXをオススメしますね。あっちは面白いことが確定してるので安心感が段違いです。
個人的な評価としては、悪くないけどわざわざこれを遊ぶ必要性を感じない、ですかねぇ。類似作品としては「世界樹の迷宮」の方が確実に出来が良いと思うし、エクスペリエンスのDRPGなら他にもっとよくできてる物が色々ありますので。
やはりゲーム側から縛りプレイを要求されるタイプのゲームには魅力を感じないんですよね。RPGをプレイする時はね、誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで…。
とりあえず、製品版でどれだけ印象が変わるのか次第だと思います。うむー。
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