2010年03月01日 11:02
時間が開いてしまい、申し訳ありませんでした。
この記事は『ダブルクロス The 3rd Edition』を用いたリプレイ記事になります。
今回はミドルフェイズ5。
前記事 ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ 『選択の刻』 ~ミドル4
以前の内容を忘れた人はこちら。
以下、ミドルフェイズ5
この記事は『ダブルクロス The 3rd Edition』を用いたリプレイ記事になります。
今回はミドルフェイズ5。
前記事 ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ 『選択の刻』 ~ミドル4
以前の内容を忘れた人はこちら。
以下、ミドルフェイズ5
ミドルフェイズ5 (シーンプレイヤー・倉崎 総司)
GM シーン変わって翌日になります。キミたちは方々を探したけれど、小春たちの姿を見つけることはできませんでした。
総司 義父さん義母さん心配してるぞ。
GM 自宅へ帰ったわけだけど、小春がいないということで、倉崎家が騒然としてきます。そろそろ警察に届けようかという頃、総司の携帯に着信があります。
総司 ブーン、ブーン(携帯のバイブ音らしい)
GM 表示された名前は「倉崎小春」となっています。
総司 小春!? もしもし!
GM 「私が分かるか?」
総司 き、貴様! 小春を返せ!
GM 「いい反応をするじゃないか。この女を返して欲しければ、再開発地区の廃ビルに来い。お前の友達も誘って、な」。一方的に用件と場所だけ伝えると、笑い声だけ残して電話は切れます。
総司 あの野郎…! 俺たちにくだらないことをしたことを、後悔させてやるぜ!
GM カッコいい(笑)。…で、(京一に)伝えなくていいのか?
総司 伝えるに決まってるだろ! コートを着て外に出る。
京一 よかった。友達だと思ってくれてたんだな(笑)。
総司 当たり前じゃないか(笑)。俺たちは仲間だぞ。
京一 電話で「友達って誰のことだ?」って言われるかと思ってた(笑)。
総司 そこまでギャグキャラじゃねーよ!(笑) こっちは妹さらわれてアップアップなんだよ!
ピンポーン、ピンポーン(セルフインターホン)。早く出ろよ、京一!
GM 京一の家のインターホンの音が聞こえるよ。…でも、家に引き篭もってるかな?
京一 いや、「まさか!?」と思って、部屋から飛び出して、急いで玄関に向かう。
GM ああ、いつもなら小春が迎えに来てくれる時間だからね。応対に出ようとしたお母さんの驚いた顔を見ながら、玄関のドアを開けると、コートを着込んだ総司が立っている。
京一 …小春は?
総司 いや、小春はまだ…。それより京一、怪我の調子はどうだ?
京一 不思議なことに、傷も何も残ってはいない。
総司 それはよかった。…ところで、話があるんだ。少し場所を変えよう。
京一 …分かった。
総司 親とかにバレない場所でボソボソと伝えたってことで。かくかくしかじか四角いムーブ。
GM (思い出したように)あ、京一が家を出ようとしたところで、居間のテレビからニュースの報道の内容がチラリと耳に届く。ニュースでは、繁華街で女子高生の遺体が見つかったということを伝えています。
総司 何…?
京一 「そういえば…」。冴子と冴子の取り巻きのことを思い出す。
GM じゃあ、ちょっと忘れてたんで、回想ということにしようか。小春を連れ去られた後で、冴子をどうしたか決めてもらおう。
総司 ところで、シーン変わったのに侵食値上げなくてもいいの?
GM あ、忘れてた。上げといて。
総司&京一 ですよねー(嫌そうな顔で)。
京一 上げたくねぇよー!
GM 基本、そういうことを言う人ほど、高いダイス目が出るというジンクスがある(笑)。
京一 やべぇ! もう口に出さないぞ!(笑)
GM じゃあ、冴子をどうしたか決めて。気絶してるようで、外傷はないけど、起きる気配はないです。
総司 起こすしかないよなぁ…。とりあえず京一、お前が背負え。安全な場所まで避難させるぞ。
京一 この場を離れるんだな。
GM ショックが強すぎたのか、何をしても(冴子は)目を覚ましません。このまま自宅へ連れていってもいいし、病院なり警察に届けるなり、色々あるけど。
京一 病院…かな?
GM ちなみに、冴子の取り巻きのふたりはもう死んでました。
総司 ええ!? 死んじゃったの?
GM キミたちが駆けつけた時には、すでに手遅れだったんだね。
総司 シスター、犯罪者になっちゃった…これはひどい。
京一 そうか…。
総司 よし、ここはあえて何もせずに、警察か救急車呼んで、さっさと立ち去った方がいい気がしてきたぞ。
GM なるほど。自分たちの姿は見せずに?
総司 「通報すますた」というやつで。事情聴取とかされても、俺たちにはよく分からんぞ。運が悪いと俺たちも犯罪者の仲間入りだ。
京一 そうだな。とりあえず救急車か。
総司 脳内ボイスチェンジャー(GMツッコミ:脳内じゃ意味ないだろ)で「もしもし(裏声)」と電話をかけるぞ(笑)。
GM 芸が細かいな(笑)。じゃあ、冴子は放置して、病院に電話だけした、ということだね?
京一 「繁華街の路地裏に人が倒れてます」
総司 「倒れてますー(裏声)」ガチャ(電話を切ったらしい)。
GM では、冴子はそのまま病院に担ぎ込まれたということにしておこうか。じゃあ、場面を戻して、ニュースを聞いたところから。あの取り巻きのふたりを思い出したよ。
総司 あのふたりか…。
GM 総司の中で、小春が人を殺めてしまったのだという重い事実が圧し掛かります。
総司 小春がどうでも、妹だからな。助けにいかないと、という思いがあるんだよ。
GM いいお兄ちゃんだな(笑)。
総司 だって俺たち、血が繋がった兄妹なんだぜ。両親は義理だが、妹は紛れもなく肉親だからな。…変な設定がない限りは(笑)。
京一 平和な日常に紛れて、一緒に居ることが当たり前だったけど、あらためて大切な存在だって気付いたからな。
GM イイハナシダー。
京一 (ボソリと)兄貴はいらんけどな。
GM これがなければ!(爆笑)
京一 いや、そんなことは思ってないぞ!
GM じゃあ、いい話の内にシーンを閉じようか(笑)。
次回 ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ 『選択の刻』 ~クライマックス
GM シーン変わって翌日になります。キミたちは方々を探したけれど、小春たちの姿を見つけることはできませんでした。
総司 義父さん義母さん心配してるぞ。
GM 自宅へ帰ったわけだけど、小春がいないということで、倉崎家が騒然としてきます。そろそろ警察に届けようかという頃、総司の携帯に着信があります。
総司 ブーン、ブーン(携帯のバイブ音らしい)
GM 表示された名前は「倉崎小春」となっています。
総司 小春!? もしもし!
GM 「私が分かるか?」
総司 き、貴様! 小春を返せ!
GM 「いい反応をするじゃないか。この女を返して欲しければ、再開発地区の廃ビルに来い。お前の友達も誘って、な」。一方的に用件と場所だけ伝えると、笑い声だけ残して電話は切れます。
総司 あの野郎…! 俺たちにくだらないことをしたことを、後悔させてやるぜ!
GM カッコいい(笑)。…で、(京一に)伝えなくていいのか?
総司 伝えるに決まってるだろ! コートを着て外に出る。
京一 よかった。友達だと思ってくれてたんだな(笑)。
総司 当たり前じゃないか(笑)。俺たちは仲間だぞ。
京一 電話で「友達って誰のことだ?」って言われるかと思ってた(笑)。
総司 そこまでギャグキャラじゃねーよ!(笑) こっちは妹さらわれてアップアップなんだよ!
ピンポーン、ピンポーン(セルフインターホン)。早く出ろよ、京一!
GM 京一の家のインターホンの音が聞こえるよ。…でも、家に引き篭もってるかな?
京一 いや、「まさか!?」と思って、部屋から飛び出して、急いで玄関に向かう。
GM ああ、いつもなら小春が迎えに来てくれる時間だからね。応対に出ようとしたお母さんの驚いた顔を見ながら、玄関のドアを開けると、コートを着込んだ総司が立っている。
京一 …小春は?
総司 いや、小春はまだ…。それより京一、怪我の調子はどうだ?
京一 不思議なことに、傷も何も残ってはいない。
総司 それはよかった。…ところで、話があるんだ。少し場所を変えよう。
京一 …分かった。
総司 親とかにバレない場所でボソボソと伝えたってことで。かくかくしかじか四角いムーブ。
GM (思い出したように)あ、京一が家を出ようとしたところで、居間のテレビからニュースの報道の内容がチラリと耳に届く。ニュースでは、繁華街で女子高生の遺体が見つかったということを伝えています。
総司 何…?
京一 「そういえば…」。冴子と冴子の取り巻きのことを思い出す。
GM じゃあ、ちょっと忘れてたんで、回想ということにしようか。小春を連れ去られた後で、冴子をどうしたか決めてもらおう。
総司 ところで、シーン変わったのに侵食値上げなくてもいいの?
GM あ、忘れてた。上げといて。
総司&京一 ですよねー(嫌そうな顔で)。
京一 上げたくねぇよー!
GM 基本、そういうことを言う人ほど、高いダイス目が出るというジンクスがある(笑)。
京一 やべぇ! もう口に出さないぞ!(笑)
GM じゃあ、冴子をどうしたか決めて。気絶してるようで、外傷はないけど、起きる気配はないです。
総司 起こすしかないよなぁ…。とりあえず京一、お前が背負え。安全な場所まで避難させるぞ。
京一 この場を離れるんだな。
GM ショックが強すぎたのか、何をしても(冴子は)目を覚ましません。このまま自宅へ連れていってもいいし、病院なり警察に届けるなり、色々あるけど。
京一 病院…かな?
GM ちなみに、冴子の取り巻きのふたりはもう死んでました。
総司 ええ!? 死んじゃったの?
GM キミたちが駆けつけた時には、すでに手遅れだったんだね。
総司 シスター、犯罪者になっちゃった…これはひどい。
京一 そうか…。
総司 よし、ここはあえて何もせずに、警察か救急車呼んで、さっさと立ち去った方がいい気がしてきたぞ。
GM なるほど。自分たちの姿は見せずに?
総司 「通報すますた」というやつで。事情聴取とかされても、俺たちにはよく分からんぞ。運が悪いと俺たちも犯罪者の仲間入りだ。
京一 そうだな。とりあえず救急車か。
総司 脳内ボイスチェンジャー(GMツッコミ:脳内じゃ意味ないだろ)で「もしもし(裏声)」と電話をかけるぞ(笑)。
GM 芸が細かいな(笑)。じゃあ、冴子は放置して、病院に電話だけした、ということだね?
京一 「繁華街の路地裏に人が倒れてます」
総司 「倒れてますー(裏声)」ガチャ(電話を切ったらしい)。
GM では、冴子はそのまま病院に担ぎ込まれたということにしておこうか。じゃあ、場面を戻して、ニュースを聞いたところから。あの取り巻きのふたりを思い出したよ。
総司 あのふたりか…。
GM 総司の中で、小春が人を殺めてしまったのだという重い事実が圧し掛かります。
総司 小春がどうでも、妹だからな。助けにいかないと、という思いがあるんだよ。
GM いいお兄ちゃんだな(笑)。
総司 だって俺たち、血が繋がった兄妹なんだぜ。両親は義理だが、妹は紛れもなく肉親だからな。…変な設定がない限りは(笑)。
京一 平和な日常に紛れて、一緒に居ることが当たり前だったけど、あらためて大切な存在だって気付いたからな。
GM イイハナシダー。
京一 (ボソリと)兄貴はいらんけどな。
GM これがなければ!(爆笑)
京一 いや、そんなことは思ってないぞ!
GM じゃあ、いい話の内にシーンを閉じようか(笑)。
次回 ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ 『選択の刻』 ~クライマックス
- 関連記事
-
- ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ 『選択の刻』 ~クライマックス
- ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ 『選択の刻』 ~ミドル5
- ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ 『選択の刻』 ~ミドル4
コメント
コメントの投稿