2010年05月31日 15:06
ドミニオンのカードを解説・レビューしている「ドミニオンへの招待」という本を、
最近になってようやく読んだ。
4人でレビューしてるんだけど、大筋で似たような評価になってるかな。
ドミニオンは自分で王国カードを設定できるゲームじゃないんで、
コンボとか前程のカードはどうしても評価は下がる感じ。
単体で強いカードの価値が、他のTCGより高くなるよね。
で、以前に私が作ったドミニオン用の東方追加カードで、こういうものがある。
【七色の人形遣い】 コスト:3
+2 カードを引く
あなたは手札、あるいはプレイエリアにある、
このカード以外のカードを1枚選び、脇に置いてもよい。
その場合、クリーンアップフェイズの終了後、脇に置いたカードを手札に加える。
これはアリスのカードなんだけど、
これが「海辺」で追加された【停泊所】とほぼ同じなのよ。
違いというと、+アクションがないことと、+カードドローが1多いこと、
プレイエリアのカードも対象にできることくらい。あとはコストが1高いことかな。
細かい部分としては、クリーンアップフェイズに取得するせいで、
【停泊所】より【民兵】に弱い。
で、我ながらこのテキストはよくできてると自画自賛してたんだけど、
本家で登場するようなテキストだったということだよね。やったー!
ちなみにこのカードを作ったのは「陰謀」の日本語版発売以前なんですよ。
ただねぇ…【停泊所】の評価がガタガタなんだよねー。
まぁ、あっちは手札しか対象にできないという弱点があるから、
使ったカードを再利用できる【七色の人形遣い】の方が強いのは確かだけど、
こっちはアクションが増えないからなー。
や、強すぎてもアレだから、バランスがいいとも言えるのか。ふむ。
やはり保留の戦術ではアカギに勝てないということでつね!(違
「海辺」で<持続>というカード種が増えたから、これを利用すれば、
テキストの幅が広がっていいねぇ。
そのうち星蓮船のカードも作りたい。
東方カードのテストプレイでも思ったことだけど、
この本を読んで確信に変わったのは、
ドミニオンは無差別破壊カードと相性が悪いゲームだということ。
ドミニオンは自分のデッキを構築していくゲームだから、
それを妨害されるのは面白くないんだよね。
ゲームとして、相手を攻撃することは重視されていない感じ。
だから【破壊工作員】なんかは凄く評価が低い。
けど、【魔女】は評価高いんだよなー。
【魔女】が王国カードにあると、
【魔女】の撃ち合いになってつまらないと思うんだけど…。
あと、【詐欺師】も点数が高いのが不思議。
「このカードがあるとつまらない」と書かれているのに、超高得点なのは何故?
これは使った場合の自分のメリットに対する評価であり、
ゲーム的価値を点数の基準としていないということなのかな。
つまり、【破壊工作員】は撃ち合いにならないけど、
【魔女】や【詐欺師】は撃ち合いになる(使われた場合の報復が必要になる)、
ということかな?
タガが外れた核抑止の行き着く先みたいね。
私は当時、基本セットにアタックカードが少ないことから、
東方カードでアタック系を増やしたのだけど、
そもそもドミニオンというゲームの特性が、
あまりアタックカードを必要としていない、ということなのかもしれないね。
今後のカード作成の参考にしよう。
さて、近く次の追加セットである「錬金術」も、
日本語版の発売が決定したようだし、またドミニオンを遊びたいぜー。
最近になってようやく読んだ。
4人でレビューしてるんだけど、大筋で似たような評価になってるかな。
ドミニオンは自分で王国カードを設定できるゲームじゃないんで、
コンボとか前程のカードはどうしても評価は下がる感じ。
単体で強いカードの価値が、他のTCGより高くなるよね。
で、以前に私が作ったドミニオン用の東方追加カードで、こういうものがある。
【七色の人形遣い】 コスト:3
+2 カードを引く
あなたは手札、あるいはプレイエリアにある、
このカード以外のカードを1枚選び、脇に置いてもよい。
その場合、クリーンアップフェイズの終了後、脇に置いたカードを手札に加える。
これはアリスのカードなんだけど、
これが「海辺」で追加された【停泊所】とほぼ同じなのよ。
違いというと、+アクションがないことと、+カードドローが1多いこと、
プレイエリアのカードも対象にできることくらい。あとはコストが1高いことかな。
細かい部分としては、クリーンアップフェイズに取得するせいで、
【停泊所】より【民兵】に弱い。
で、我ながらこのテキストはよくできてると自画自賛してたんだけど、
本家で登場するようなテキストだったということだよね。やったー!
ちなみにこのカードを作ったのは「陰謀」の日本語版発売以前なんですよ。
ただねぇ…【停泊所】の評価がガタガタなんだよねー。
まぁ、あっちは手札しか対象にできないという弱点があるから、
使ったカードを再利用できる【七色の人形遣い】の方が強いのは確かだけど、
こっちはアクションが増えないからなー。
や、強すぎてもアレだから、バランスがいいとも言えるのか。ふむ。
やはり保留の戦術ではアカギに勝てないということでつね!(違
「海辺」で<持続>というカード種が増えたから、これを利用すれば、
テキストの幅が広がっていいねぇ。
そのうち星蓮船のカードも作りたい。
東方カードのテストプレイでも思ったことだけど、
この本を読んで確信に変わったのは、
ドミニオンは無差別破壊カードと相性が悪いゲームだということ。
ドミニオンは自分のデッキを構築していくゲームだから、
それを妨害されるのは面白くないんだよね。
ゲームとして、相手を攻撃することは重視されていない感じ。
だから【破壊工作員】なんかは凄く評価が低い。
けど、【魔女】は評価高いんだよなー。
【魔女】が王国カードにあると、
【魔女】の撃ち合いになってつまらないと思うんだけど…。
あと、【詐欺師】も点数が高いのが不思議。
「このカードがあるとつまらない」と書かれているのに、超高得点なのは何故?
これは使った場合の自分のメリットに対する評価であり、
ゲーム的価値を点数の基準としていないということなのかな。
つまり、【破壊工作員】は撃ち合いにならないけど、
【魔女】や【詐欺師】は撃ち合いになる(使われた場合の報復が必要になる)、
ということかな?
タガが外れた核抑止の行き着く先みたいね。
私は当時、基本セットにアタックカードが少ないことから、
東方カードでアタック系を増やしたのだけど、
そもそもドミニオンというゲームの特性が、
あまりアタックカードを必要としていない、ということなのかもしれないね。
今後のカード作成の参考にしよう。
さて、近く次の追加セットである「錬金術」も、
日本語版の発売が決定したようだし、またドミニオンを遊びたいぜー。
- 関連記事
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- 保留の麻雀(違
- GWでの成果
- 東方ドミニオン バカルテット編
コメント
とがわ | URL | -
詐欺師と破壊工作員とか、民兵と巾着切りとか、嫌なアタッカーがコンビで出てくると確実にゲームの方向性変わりますよね。アタックカードを嫌うのもわかる気がします。
詐欺師と破壊工作員の評点差は気軽さの差かも知れません。詐欺師の場合攻撃だけじゃなく+2円も付いてるしコストも銀貨と一緒だから、「とりあえず銀貨の代わりに詐欺師」みたいな買い方ができるんだけど、破壊工作員の場合はコストが公領と一緒だし自分へのメリット何もないしで、ちょっと買いづらいんです。
そういえば5月末に出たドミニオンライクゲームの「くにとりっ!」にはアタックカード的なカードって1種しか無いんですよ。相手の山札を偵察できる「忍者」だけ。
デザイナーの鈴木銀一郎さんも「デッキをあんまりいじられるような効果はいらん」と判断したのかもしれませんね。
( 2010年06月01日 01:45 [編集] )
岳る | URL | -
Re: 保留の麻雀(違
>とがわさん
ある意味で、そのゲーム性の変化こそがドミニオンが長く楽しめる理由なのだと思うものの、「ゲームとしてウザくなる」というのは有難くないという矛盾。
確かに、特殊効果のついた銀貨なんですよね、詐欺師…。とはいえ、破壊工作員が安ければ買うかというと、微妙?
お金戦略が強いということで、アクションカードを強化したかったのかもしれませんが、+コインを付けるなら、財宝カードと同じコストにするのは失敗だった気がします。
「くにとりっ!」は「合戦」で擬似的にプレイヤー間の戦いができるので、デッキ構築の楽しみを妨害する必要性がシステム的に不要だったのかもしれませんね。
私も買ったので、早く遊びたいです!
( 2010年06月01日 13:24 [編集] )
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