2010年08月04日 00:01
友人たちが集まる度にチビチビと攻略してきた『ミストキャッスル』。
長かった冒険も、ついに終局を迎える…!
以下、それぞれの旅立ち
長かった冒険も、ついに終局を迎える…!
以下、それぞれの旅立ち
地響きとともに地に倒れ伏したのは、“残酷卿”ワ・ジと名乗るオーガであった。
ワ・ジお付きの弓兵の集中攻撃を受け、意識を失いかけたユノーが最後に見たのは、
オーガが倒される瞬間と、駆け寄る仲間の姿であった…。
ユノーが気が付いた時、そこは《剣闘士の宿舎》であった。
慌てて起きたユノーは、首の違和感に気付く。
霧の街に来て以来、
ずっと首に巻きついていた忌まわしき奴隷の首輪がなくなっていたのだった。
話によれば、ユノーを介抱すべく闘技場を出た所で、
ドン・ブカドゥに呼び止められたのだという。
「お前たちの働きぶりは見事だった。約束通り、首輪は外してやろう」
この街で動き易くなるために敢えて選んだ奴隷の道であるが、
解放されて始めて自由のありがたさを実感した一行なのであった。
これで霧の街脱出の布石は整った。
あとは地図を埋め、オルゾゾの到着を待つだけである。
一行は霧の街滞在中の安全を確保すべく、一時的にヤムールの奴隷となることを決め、
一路《ヤムールの酒場》へと足を向けた。
途中、メルキオレたちにエドガーの無事を報告することも忘れてはいない。
その際、「風の旅団」への参加を頼まれたが、脱出を目前とする一行は、
その要請を丁重に断ると、《追いはぎ小路》を後にした。
ただ一人、ストロング・マーシー35号だけが、
マスクに隠された表情の下で密かな決意をしていたことに、
一行はまだ気付いてはいなかった。
酒場にてヤムールとの交渉はスムーズに進んだ。
新たな奴隷の首輪を、しかし笑顔で嵌めながら、一行は次の探索計画の相談を始めた。
そこで、今まで黙っていた35号が口を開いた。
「悪いが、俺はこの街に残る」
育ての親であるミランダのこと、反抗勢力の存在、ヤムールの生き様…。
闘技場で戦うばかりだった頃には見えていなかったものが、
フォルクスたちとの旅を経て見えてきたのだという。
「俺はヤムールの元で世話になりながら、風の旅団と協力し、
いつかこの街を蛮族共から解放してみせる。
それが、俺がこの街に生まれた理由なのかもしれない」
そう言って、35号はマスクを脱いだ。
その下には、晴れやかな笑顔を浮かべたクゥ・ラタがいた。
もうストロング・マーシー35号はいない。
彼は本来のクゥ・ラタとして、新しい人生を始める決意をしたのだった。
「受け取ってくれるか?」
フォルクスは差し出されたマスクを無言で受け取ると、
代わりに自分が今まで愛用していたマントをクゥ・ラタに渡した。
それは永遠の友情と、そして約束の証。
いつかここではない、外の世界での再会を誓い、彼らはクゥ・ラタと別れた。
その日の夜、眠るカルロスの部屋へ、矢文が届く。
それは彼らの脱出を何らかの方法で知ったガブリエルが寄越した果たし状であった。
カルロスはそれを握り潰すと、書置きを残して静かに宿を去った。
仲間たちに何も知らせることなく、かつて一度為すすべなく倒された相手に、
しかし果たすべき師の仇を討つために、ひとり死地へと赴くのであった。
その瞳に迷いはなく、ただ覚悟の光だけが静かに灯っていた。
翌日、カルロスの異変に気付いた一行は、辛うじて果し合いの場所を探し出し、
慌てて駆けつけることに成功する。
しかし戦いはすでに始まっていた。
“豪腕の拳豪”ガブリエル・坂田の連撃に押されているカルロス。
助太刀しようと駆け寄るフォルクスたちの前に、
見届け人を務めていたデュラハンが立ち塞がる。
「漢同士の決闘に水を差すとは、無粋なり!」
とはいえ、明らかにカルロスの劣勢は明らかだった。
フォルクスたちはデュラハンを力ずくでねじ伏せると、
カルロスの救援へと割って入った。
「な、何故来たのでござるか!?」
驚愕するカルロスにフォルクスは笑顔で応える。
カルロスは涙を堪え、ただ「感謝するでござる」とポツリと漏らすのであった。
だが、ガブリエルは強かった。
ただ1人になっても、5人からの集中攻撃を捌き切り、
カルロスを鋭いカウンターで地に沈めると、今度はフォルクスへとその拳を向けた。
強大な力、無尽蔵とも思える体力――絶望が一行を支配しかけていた。
リソースも尽き掛けた一行は、そこで作戦を変更する。
ちるのふとメルは《スリープ》を駆使し、ガブリエルを眠らせることにしたのだ。
幾度かの行使の末、ついに崩れ落ちたガブリエル。
それを確認すると、気絶しているカルロスを担ぎ、
デュラハンが持っていた妖刀を回収し、一目散に逃げ出したのであった。
事の顛末を運び込まれた宿で聞いたカルロスは、
無念の涙を流しながらも、妖刀の回収ができたことに、とりあえず満足することにした。
これがある限り、ガブリエルは再びカルロスを追ってくることだろう。
それまでに未熟な己を鍛え直し、今度こそ決着をつけるのだ。
カルロスは改めてフォルクスたちに礼を言うと、
霧の街脱出のために、再びパーティに合流したのだった。
ゴタゴタはあったものの、地図の作成も無事に終わり、
一行はついに港にて、オルゾゾと約一ヶ月ぶりの再会を果たした。
アリアドネの紹介状を苦虫を噛み潰したような表情で一瞥すると、
オルゾゾは「乗りな」と一行を船へと誘う。
ついに霧の街を脱出する時が来たのだ!
遠ざかる霧の街を眺めながら、その実感を強くしていたその時、
海中より最後の試練が襲い掛かってきた!
船を取り囲むように襲い掛かってきたシーサーペントの群。
フォルクスたちもオルゾゾに協力して数匹受け持ち、これと対峙する。
ここで散るわけにはいかない。
フォルクスの剣が、カルロスの刀が、メルとちるのふの魔法が、そしてユノーの銃が、
襲い来るシーサーペントの群へと叩き込まれていく。
そして――ついに彼らは、霧の街を脱出したのだった。
エピローグ
カシュカーンに無事に帰還した一行は、驚きと歓声をもって迎え入れられた。
報告を聞いた“姫将軍”マグダレーナ・イエイツは、
一行に労いの言葉と共に十分な休息を用意し、後日の謁見を求めた。
傷と疲れを癒した一行は、改めてマグダレーナの下へと参上する。
彼女の後ろにはバルクマンが控え、その横にはユノーが静かに立っている。
バルクマンの従者であるユノーは、本来あるべき場所へと戻っていた。
そのため、マグダレーナの前には4人だけが跪いていた。
マグダレーナはもう一度フォルクスたちを労うと、霧の街についての報告を求めた。
無事に地図の作成にも成功していた一行は、更なる報酬を約束された。
一通りの報告を受けた後、マグダレーナは口を開いた。
「神官戦士フォルクス・ワーゲン。そなたをダーレスブルグ公国軍へと招きたい。
霧の街奪還のため、今一度、私に力を貸してはもらえないだろうか?」
フォルクスは今、己の夢を叶えようとしていた。
マグダレーナを守るために家を飛び出し、神官となった。
その夢が、今、目の前にある。
しかし――。
「ありがたいお言葉、感謝の極みにございます。
ですが、その申し出をお受けすることはできません」
「…理由を聞いてもいいか?」
「今回の旅で、私は自分の未熟を嫌というほど思い知りました。
世界は広く、私の力及ばないことの多さに気付いたのです。
私はもっとこの世界を知り、強くなりたいと思っています。
そして自分がどこまでできるのかを見極めたいのです。
…我侭を、お許しください」
「いや、そなたの心持も理解できる。
だが、そなたが帰ってきたその時は、力を貸してもらうぞ?」
「姫の御心のままに――」
マグダレーナは小さく頷くと、
フォルクスの横で頭と耳を垂れるタビットへと視線を移した。
「優秀な魔術の使い手にして密偵たるタビットよ。そなたはどうだ?」
「私は元々、フォルクスに付き合って冒険者になった身です。
フォルクスが冒険者を続けるというなら、それに付き合うまでですよ」
「そうか…。忌み子にして強大なる魔術の徒たる少女よ。そなたはどうだ?
我が軍は優秀な魔術師が不足している。出自は問わぬぞ」
「あたいはギャンブラーだからねー。お堅い軍隊なんてガラじゃないよ。
それに、あたいは生き別れた姉を探すっていう目的もあるし」
ちるのふの言葉に続くように、寡黙な異国の戦士も口を開いた。
「拙者も辞退するでござるよ。
拙者はこの国の人間ではござらぬし、なにより果たさねばならぬ使命がござる。
それを為すまでは、一所に留まるわけにはいかぬでござる」
「…惜しいな。しかし、いつか我らの道が再び交わることを祈ろう。
そしてその時は、色よい返事が聞けると信じているぞ?」
マグダレーナは口許に笑みを浮かべると、もう一度一行に労いの言葉をかけてから、
バルクマンに何事か指示を残し、去っていった。
後に残されたフォルクスたちも、バルクマンから報酬を受け取ると、
それぞれの場所へと帰る準備を始めるのだった。
「あ…」
何か言いたそうにしているユノーを見咎め、フォルクスとメルはその場に残った。
バルクマンは次の作戦準備のため、すでに席を外している。
「…意外でした。フォルクス様は公国軍に入るのだとばかり…。
あんなにマグダレーナ様を慕われていたのに」
その言葉にバツの悪そうな表情で頬を掻くフォルクス。
横ではメルがニヤニヤと笑っている。
「今の俺じゃあ、姫を守るには足らないと思っただけさ。
ユノーはどうするんだ? このままバルクマンの所に残るのか?」
「その…私は、フォルクス様が望むなら…」
「…おまえにはおまえの人生があるんだ。俺が強要するようなことじゃない。
だから、自分で決めろ」
「……」
黙ってしまったユノーに背を向けて、フォルクスは立ち去ろうとする。
メルはしばらく両者の間でオロオロとしていたが、フォルクスに駆け寄ると、
文句を言うために口を開きかけた。
すると、背を向けたまま、フォルクスが言った。
「…まぁ、おまえが来たいなら、拒みはしないけどな」
片手をヒラヒラと振りながら、フォルクスは去っていった。
フォルクスを追いかけつつ、メルが何事かぎゃあぎゃあと騒いでいる。
ユノーはそのふたりの姿が見えなくなるまで、その場で見送り続けるのだった。
翌日、中央通り沿いの広場にて、4人は別れの挨拶を交わした。
「あたいは北へ行くよ。そっちにてるよふの気配を感じる!」
「奇遇でござるな。拙者もそちらに向かおうかと思っていた所でござる。
途中まで同行してもよろしいでござるか?」
「最強のあたいは一人でも大丈夫だけど、どうしてもというなら許可してもいいわ」
「それはありがたい。ちるのふ殿がいれば百人力でござるよ」
「ふふん。そーでしょーとも」
「では、拙者たちはこれにて。また会える日を楽しみにしてるでござる」
「まったねー!」
親指を立ててウィンクするナイトメアの少女につられて、
フォルクスとメルも笑顔で親指を立て返した。
こうして奇妙な二人組みは旅立っていった。実にサッパリとした別れであった。
それは彼らなりの信頼の証なのかもしれない。
「また会える」その確信が、彼らにはあるのだろう。
「…よし、俺たちも行くか」
「フォルクス…いいのかい?」
「…あいつが決めたことだ。俺たちがとやかく言うことじゃない」
少しだけゆっくりとした足取りで、カシュカーンの外へと続く門へと足を運ぶ。
しかし、ふたりが期待するようなこともないまま、門まで辿り着いてしまった。
微かに肩を落としながら出国の手続きを済ませ、門を出る。
「…また、ふたりになっちまったな」
「最初に戻っただけだろ。…寂しいけど、さ」
わずかにため息をついて、
しかし気持ちを切り替えようと、大きく一歩を踏み出したところで、
ふたりの後ろから声がかかった。
「――優秀なガンナーは要りませんか?」
その声に、フォルクスは後ろを振り向かずに口許をニヤリとさせると、こう答えた。
「優秀なら、な」
「試してみますか?」
「いや、遠慮しておく。――ほら、行くぞ」
「――はい!」
ふたりの元へと駆け寄りながら、ユノーは笑顔で応えるのだった。
『ミストキャッスル冒険譚』 完
はい、いかがでしたでしょーか。楽しんでもらえましたか?
まぁこんな感じで、無事に霧の街から脱出することができました。
各キャラのエンディングに関しては、岳るがウロ覚えなこともあって、
色々と捏造しております。
まぁ、基本的な流れは間違っていない…はず。
異論は認める。
フォルクスのカッコいいセリフを忘れたのが痛恨かなー。
誰か覚えてない?
私の持ちキャラがユノーだったこともあり、大分贔屓になってるのはご愛嬌。
だって、自分のキャラが一番可愛いに決まってるじゃんw
ちなみにこれはフォルクスとのフラグじゃなくて、
単に仲間との冒険をもっと続けたいというだけの、色気のない動機です。
フォルクスの方は知りません。
まぁ、彼はあくまでマグダレーナ命なんじゃないですかね。
メルは自分からフラグをバッキバキにへし折る男なんで、当然相手にしてません。
何であんなにあからさまに性欲むき出しなんだ、あのウサギはw
あと、セッション中に
「ユノーにコンバットメイドスーツを着させろー」
という呪詛を幾度となく聞かされ、
それでこのラストを思いついたという経緯もあったり。
クリア報酬でちゃんと購入して、ラストシーンではしっかりと着てましたw
カルロスは中の人が当日不在だったこともあって、
ちるのふのプレイヤーであるYに兼任してもらいました。
そのせいか、二人一緒に手に手をとって旅立つことに(違
しかしカルロスやってる時のYの生き生きとした顔は忘れられないw
名言は「それは拙者の朧ミラージュでござる(回避時の決めセリフ)」。
クゥ・ラタに関しては中の人がどうしても途中で抜けざるをえなくて、
急遽、途中でのお別れエンドを演出したのですが、
即席にしては実に美しい別れができたと思います。
マスクとマントの交換とか、実は結構感動してましたw
プレイヤーが自主的にこういうことをしてくれると、GMはとても嬉しいのです。
実は酒場に行く前に闇商人ザバールのテントにて、
「名誉蛮族の腕輪」を入手し、クゥ・ラタに渡しています。
彼はこの力を利用して、霧の街への反乱への布石とするのでしょう。
残念だったのは、カルロスの因縁の未消化ですかねー。
まさかガブリエルがあんなに強いとは予想外。
9レベルが相手でも、7~8レベルが5人がかりなら勝てるだろ、
などと軽く考えていたのが甘かった。
命中率の高いカウンター使いの危険さが浮き彫りになった戦闘でした。
実は矢文が届いた場面でどう行動するのか、カルロスの中の人に電話で確認してますw
「仲間には黙って行くけど、実は行動がバレバレで、後から加勢に来て欲しい」
とか難しい注文を付けてくれやがりました。
で、Yが考えた書置きの内容がこちら↓
「拙者はこれからひとりでガブリエルと決着をつけに行くでござる。
決して! 決して来てはなりませんぞ!!」
はい、ダチョウ倶楽部ですね、わかります。
で、ゴミ箱に投げこまれていた果たし状を見つけた一行は、
たまたまブラジルヤマト語を修得していたユノーが内容を解読し、
果たし状の場所を割り出すことに成功した、というわけです。
ええ、セージを上げた時に戯れで取ったブラジルヤマト語の読文が役に立つとは、
想像もしてませんでしたよw
さて、問題のガブリエル戦。
実はガブリエルは登場時点で設定が決まってました。
ベースモンスターは「怪力無双の腕自慢」です。
はい、武器は素手です。
これ、最初からやりたかったネタで、刀を持ったガブリエルと戦う時に、
「行くぞ!」と言いながらガブリエルが刀を投げ捨てるという、
アホなことをやりたかったのです。
おま、剣士じゃないのかよ!wwwと。
だからカルロスがガブリエルに負けたという描写の時も、
あえてその部分は隠していたのでした。ふふふ。
で、この妖刀にもちゃんとデータがあります。
・妖刀アシタダレ
ツーハンドソードをベースとした武器で、魔法の品扱い。
命中とダメージに+1のボーナスがあります。
この武器から1点以上のダメージを受けた対象は、
生命抵抗力で16を目標値とした抵抗判定を行います。
失敗すると対象は「水虫」となり、以降、回避に-2のペナルティを受けます。
これは「病気」属性として扱い、回復するまでペナルティは持続し、
一ヶ月の間この状態が続いた対象は死に至ります。
バカな武器ですね。
ちなみに若干性能は上がってます。
セッション中ではこれをデュラハンが持っていて、
壁役をしていたフォルクスを非常にビビらせていましたw
恨むなら「斬った相手をインキンにする妖刀マタムレ」なんてものを考えた、
カルロスの中の人を恨んでください。
ちなみに残る7本の武器も既にデータ化されております。
どれも死にたくなるような追加効果を持った恐るべきウェポンです。
登場の機会ははてさて。
ここでの一番の問題は、ガブリエルに勝てなかったことで、
彼らが師を裏切った理由や、妖刀を持ち去った真意を説明できなかったことです。
無駄に壮大な裏エピソードがあったのになー。
まぁ、これも機会があればどこかで使いまわしてみよう。
他には、地図を埋める時にサンドリーヌの館に潜入した時のことかね。
ドアに罠があることを発見したメルが、「館の主は女か?」などと聞いてきました。
基本、ノーヒントな私はそれには答えなかったんですが、
「女主人なら罠にかかろうともこの扉を開けることに躊躇いはないのに…!」
とかほざきやがっておりました。
この徹底した変態ロールプレイは見事としか言いようがありません。すげぇよ、H君。
そんなこんなで、長く続いたミストキャッスルの攻略も無事に終了しました。
参加してくれたプレイヤー諸氏に多大なる感謝を。
今回は本当に脱出しただけで終わってしまい、
霧の街の謎にはほとんど触れることができなかったので、
今度は謎解きメインでやってみるのもアリかなぁと思っています。
まぁ、せっかくだから、次回は新サプリメント「フェアリーガーデン」を使って、
新キャラで気分一新と行くつもりですがね。
そんなわけで、またキャラを考えておいてねw
意外と長くなってしまったので、
メンバーの最終レベルと解説については、また次回。
それでは、ありがとうございました!
ワ・ジお付きの弓兵の集中攻撃を受け、意識を失いかけたユノーが最後に見たのは、
オーガが倒される瞬間と、駆け寄る仲間の姿であった…。
ユノーが気が付いた時、そこは《剣闘士の宿舎》であった。
慌てて起きたユノーは、首の違和感に気付く。
霧の街に来て以来、
ずっと首に巻きついていた忌まわしき奴隷の首輪がなくなっていたのだった。
話によれば、ユノーを介抱すべく闘技場を出た所で、
ドン・ブカドゥに呼び止められたのだという。
「お前たちの働きぶりは見事だった。約束通り、首輪は外してやろう」
この街で動き易くなるために敢えて選んだ奴隷の道であるが、
解放されて始めて自由のありがたさを実感した一行なのであった。
これで霧の街脱出の布石は整った。
あとは地図を埋め、オルゾゾの到着を待つだけである。
一行は霧の街滞在中の安全を確保すべく、一時的にヤムールの奴隷となることを決め、
一路《ヤムールの酒場》へと足を向けた。
途中、メルキオレたちにエドガーの無事を報告することも忘れてはいない。
その際、「風の旅団」への参加を頼まれたが、脱出を目前とする一行は、
その要請を丁重に断ると、《追いはぎ小路》を後にした。
ただ一人、ストロング・マーシー35号だけが、
マスクに隠された表情の下で密かな決意をしていたことに、
一行はまだ気付いてはいなかった。
酒場にてヤムールとの交渉はスムーズに進んだ。
新たな奴隷の首輪を、しかし笑顔で嵌めながら、一行は次の探索計画の相談を始めた。
そこで、今まで黙っていた35号が口を開いた。
「悪いが、俺はこの街に残る」
育ての親であるミランダのこと、反抗勢力の存在、ヤムールの生き様…。
闘技場で戦うばかりだった頃には見えていなかったものが、
フォルクスたちとの旅を経て見えてきたのだという。
「俺はヤムールの元で世話になりながら、風の旅団と協力し、
いつかこの街を蛮族共から解放してみせる。
それが、俺がこの街に生まれた理由なのかもしれない」
そう言って、35号はマスクを脱いだ。
その下には、晴れやかな笑顔を浮かべたクゥ・ラタがいた。
もうストロング・マーシー35号はいない。
彼は本来のクゥ・ラタとして、新しい人生を始める決意をしたのだった。
「受け取ってくれるか?」
フォルクスは差し出されたマスクを無言で受け取ると、
代わりに自分が今まで愛用していたマントをクゥ・ラタに渡した。
それは永遠の友情と、そして約束の証。
いつかここではない、外の世界での再会を誓い、彼らはクゥ・ラタと別れた。
その日の夜、眠るカルロスの部屋へ、矢文が届く。
それは彼らの脱出を何らかの方法で知ったガブリエルが寄越した果たし状であった。
カルロスはそれを握り潰すと、書置きを残して静かに宿を去った。
仲間たちに何も知らせることなく、かつて一度為すすべなく倒された相手に、
しかし果たすべき師の仇を討つために、ひとり死地へと赴くのであった。
その瞳に迷いはなく、ただ覚悟の光だけが静かに灯っていた。
翌日、カルロスの異変に気付いた一行は、辛うじて果し合いの場所を探し出し、
慌てて駆けつけることに成功する。
しかし戦いはすでに始まっていた。
“豪腕の拳豪”ガブリエル・坂田の連撃に押されているカルロス。
助太刀しようと駆け寄るフォルクスたちの前に、
見届け人を務めていたデュラハンが立ち塞がる。
「漢同士の決闘に水を差すとは、無粋なり!」
とはいえ、明らかにカルロスの劣勢は明らかだった。
フォルクスたちはデュラハンを力ずくでねじ伏せると、
カルロスの救援へと割って入った。
「な、何故来たのでござるか!?」
驚愕するカルロスにフォルクスは笑顔で応える。
カルロスは涙を堪え、ただ「感謝するでござる」とポツリと漏らすのであった。
だが、ガブリエルは強かった。
ただ1人になっても、5人からの集中攻撃を捌き切り、
カルロスを鋭いカウンターで地に沈めると、今度はフォルクスへとその拳を向けた。
強大な力、無尽蔵とも思える体力――絶望が一行を支配しかけていた。
リソースも尽き掛けた一行は、そこで作戦を変更する。
ちるのふとメルは《スリープ》を駆使し、ガブリエルを眠らせることにしたのだ。
幾度かの行使の末、ついに崩れ落ちたガブリエル。
それを確認すると、気絶しているカルロスを担ぎ、
デュラハンが持っていた妖刀を回収し、一目散に逃げ出したのであった。
事の顛末を運び込まれた宿で聞いたカルロスは、
無念の涙を流しながらも、妖刀の回収ができたことに、とりあえず満足することにした。
これがある限り、ガブリエルは再びカルロスを追ってくることだろう。
それまでに未熟な己を鍛え直し、今度こそ決着をつけるのだ。
カルロスは改めてフォルクスたちに礼を言うと、
霧の街脱出のために、再びパーティに合流したのだった。
ゴタゴタはあったものの、地図の作成も無事に終わり、
一行はついに港にて、オルゾゾと約一ヶ月ぶりの再会を果たした。
アリアドネの紹介状を苦虫を噛み潰したような表情で一瞥すると、
オルゾゾは「乗りな」と一行を船へと誘う。
ついに霧の街を脱出する時が来たのだ!
遠ざかる霧の街を眺めながら、その実感を強くしていたその時、
海中より最後の試練が襲い掛かってきた!
船を取り囲むように襲い掛かってきたシーサーペントの群。
フォルクスたちもオルゾゾに協力して数匹受け持ち、これと対峙する。
ここで散るわけにはいかない。
フォルクスの剣が、カルロスの刀が、メルとちるのふの魔法が、そしてユノーの銃が、
襲い来るシーサーペントの群へと叩き込まれていく。
そして――ついに彼らは、霧の街を脱出したのだった。
エピローグ
カシュカーンに無事に帰還した一行は、驚きと歓声をもって迎え入れられた。
報告を聞いた“姫将軍”マグダレーナ・イエイツは、
一行に労いの言葉と共に十分な休息を用意し、後日の謁見を求めた。
傷と疲れを癒した一行は、改めてマグダレーナの下へと参上する。
彼女の後ろにはバルクマンが控え、その横にはユノーが静かに立っている。
バルクマンの従者であるユノーは、本来あるべき場所へと戻っていた。
そのため、マグダレーナの前には4人だけが跪いていた。
マグダレーナはもう一度フォルクスたちを労うと、霧の街についての報告を求めた。
無事に地図の作成にも成功していた一行は、更なる報酬を約束された。
一通りの報告を受けた後、マグダレーナは口を開いた。
「神官戦士フォルクス・ワーゲン。そなたをダーレスブルグ公国軍へと招きたい。
霧の街奪還のため、今一度、私に力を貸してはもらえないだろうか?」
フォルクスは今、己の夢を叶えようとしていた。
マグダレーナを守るために家を飛び出し、神官となった。
その夢が、今、目の前にある。
しかし――。
「ありがたいお言葉、感謝の極みにございます。
ですが、その申し出をお受けすることはできません」
「…理由を聞いてもいいか?」
「今回の旅で、私は自分の未熟を嫌というほど思い知りました。
世界は広く、私の力及ばないことの多さに気付いたのです。
私はもっとこの世界を知り、強くなりたいと思っています。
そして自分がどこまでできるのかを見極めたいのです。
…我侭を、お許しください」
「いや、そなたの心持も理解できる。
だが、そなたが帰ってきたその時は、力を貸してもらうぞ?」
「姫の御心のままに――」
マグダレーナは小さく頷くと、
フォルクスの横で頭と耳を垂れるタビットへと視線を移した。
「優秀な魔術の使い手にして密偵たるタビットよ。そなたはどうだ?」
「私は元々、フォルクスに付き合って冒険者になった身です。
フォルクスが冒険者を続けるというなら、それに付き合うまでですよ」
「そうか…。忌み子にして強大なる魔術の徒たる少女よ。そなたはどうだ?
我が軍は優秀な魔術師が不足している。出自は問わぬぞ」
「あたいはギャンブラーだからねー。お堅い軍隊なんてガラじゃないよ。
それに、あたいは生き別れた姉を探すっていう目的もあるし」
ちるのふの言葉に続くように、寡黙な異国の戦士も口を開いた。
「拙者も辞退するでござるよ。
拙者はこの国の人間ではござらぬし、なにより果たさねばならぬ使命がござる。
それを為すまでは、一所に留まるわけにはいかぬでござる」
「…惜しいな。しかし、いつか我らの道が再び交わることを祈ろう。
そしてその時は、色よい返事が聞けると信じているぞ?」
マグダレーナは口許に笑みを浮かべると、もう一度一行に労いの言葉をかけてから、
バルクマンに何事か指示を残し、去っていった。
後に残されたフォルクスたちも、バルクマンから報酬を受け取ると、
それぞれの場所へと帰る準備を始めるのだった。
「あ…」
何か言いたそうにしているユノーを見咎め、フォルクスとメルはその場に残った。
バルクマンは次の作戦準備のため、すでに席を外している。
「…意外でした。フォルクス様は公国軍に入るのだとばかり…。
あんなにマグダレーナ様を慕われていたのに」
その言葉にバツの悪そうな表情で頬を掻くフォルクス。
横ではメルがニヤニヤと笑っている。
「今の俺じゃあ、姫を守るには足らないと思っただけさ。
ユノーはどうするんだ? このままバルクマンの所に残るのか?」
「その…私は、フォルクス様が望むなら…」
「…おまえにはおまえの人生があるんだ。俺が強要するようなことじゃない。
だから、自分で決めろ」
「……」
黙ってしまったユノーに背を向けて、フォルクスは立ち去ろうとする。
メルはしばらく両者の間でオロオロとしていたが、フォルクスに駆け寄ると、
文句を言うために口を開きかけた。
すると、背を向けたまま、フォルクスが言った。
「…まぁ、おまえが来たいなら、拒みはしないけどな」
片手をヒラヒラと振りながら、フォルクスは去っていった。
フォルクスを追いかけつつ、メルが何事かぎゃあぎゃあと騒いでいる。
ユノーはそのふたりの姿が見えなくなるまで、その場で見送り続けるのだった。
翌日、中央通り沿いの広場にて、4人は別れの挨拶を交わした。
「あたいは北へ行くよ。そっちにてるよふの気配を感じる!」
「奇遇でござるな。拙者もそちらに向かおうかと思っていた所でござる。
途中まで同行してもよろしいでござるか?」
「最強のあたいは一人でも大丈夫だけど、どうしてもというなら許可してもいいわ」
「それはありがたい。ちるのふ殿がいれば百人力でござるよ」
「ふふん。そーでしょーとも」
「では、拙者たちはこれにて。また会える日を楽しみにしてるでござる」
「まったねー!」
親指を立ててウィンクするナイトメアの少女につられて、
フォルクスとメルも笑顔で親指を立て返した。
こうして奇妙な二人組みは旅立っていった。実にサッパリとした別れであった。
それは彼らなりの信頼の証なのかもしれない。
「また会える」その確信が、彼らにはあるのだろう。
「…よし、俺たちも行くか」
「フォルクス…いいのかい?」
「…あいつが決めたことだ。俺たちがとやかく言うことじゃない」
少しだけゆっくりとした足取りで、カシュカーンの外へと続く門へと足を運ぶ。
しかし、ふたりが期待するようなこともないまま、門まで辿り着いてしまった。
微かに肩を落としながら出国の手続きを済ませ、門を出る。
「…また、ふたりになっちまったな」
「最初に戻っただけだろ。…寂しいけど、さ」
わずかにため息をついて、
しかし気持ちを切り替えようと、大きく一歩を踏み出したところで、
ふたりの後ろから声がかかった。
「――優秀なガンナーは要りませんか?」
その声に、フォルクスは後ろを振り向かずに口許をニヤリとさせると、こう答えた。
「優秀なら、な」
「試してみますか?」
「いや、遠慮しておく。――ほら、行くぞ」
「――はい!」
ふたりの元へと駆け寄りながら、ユノーは笑顔で応えるのだった。
『ミストキャッスル冒険譚』 完
はい、いかがでしたでしょーか。楽しんでもらえましたか?
まぁこんな感じで、無事に霧の街から脱出することができました。
各キャラのエンディングに関しては、岳るがウロ覚えなこともあって、
色々と捏造しております。
まぁ、基本的な流れは間違っていない…はず。
異論は認める。
フォルクスのカッコいいセリフを忘れたのが痛恨かなー。
誰か覚えてない?
私の持ちキャラがユノーだったこともあり、大分贔屓になってるのはご愛嬌。
だって、自分のキャラが一番可愛いに決まってるじゃんw
ちなみにこれはフォルクスとのフラグじゃなくて、
単に仲間との冒険をもっと続けたいというだけの、色気のない動機です。
フォルクスの方は知りません。
まぁ、彼はあくまでマグダレーナ命なんじゃないですかね。
メルは自分からフラグをバッキバキにへし折る男なんで、当然相手にしてません。
何であんなにあからさまに性欲むき出しなんだ、あのウサギはw
あと、セッション中に
「ユノーにコンバットメイドスーツを着させろー」
という呪詛を幾度となく聞かされ、
それでこのラストを思いついたという経緯もあったり。
クリア報酬でちゃんと購入して、ラストシーンではしっかりと着てましたw
カルロスは中の人が当日不在だったこともあって、
ちるのふのプレイヤーであるYに兼任してもらいました。
そのせいか、二人一緒に手に手をとって旅立つことに(違
しかしカルロスやってる時のYの生き生きとした顔は忘れられないw
名言は「それは拙者の朧ミラージュでござる(回避時の決めセリフ)」。
クゥ・ラタに関しては中の人がどうしても途中で抜けざるをえなくて、
急遽、途中でのお別れエンドを演出したのですが、
即席にしては実に美しい別れができたと思います。
マスクとマントの交換とか、実は結構感動してましたw
プレイヤーが自主的にこういうことをしてくれると、GMはとても嬉しいのです。
実は酒場に行く前に闇商人ザバールのテントにて、
「名誉蛮族の腕輪」を入手し、クゥ・ラタに渡しています。
彼はこの力を利用して、霧の街への反乱への布石とするのでしょう。
残念だったのは、カルロスの因縁の未消化ですかねー。
まさかガブリエルがあんなに強いとは予想外。
9レベルが相手でも、7~8レベルが5人がかりなら勝てるだろ、
などと軽く考えていたのが甘かった。
命中率の高いカウンター使いの危険さが浮き彫りになった戦闘でした。
実は矢文が届いた場面でどう行動するのか、カルロスの中の人に電話で確認してますw
「仲間には黙って行くけど、実は行動がバレバレで、後から加勢に来て欲しい」
とか難しい注文を付けてくれやがりました。
で、Yが考えた書置きの内容がこちら↓
「拙者はこれからひとりでガブリエルと決着をつけに行くでござる。
決して! 決して来てはなりませんぞ!!」
はい、ダチョウ倶楽部ですね、わかります。
で、ゴミ箱に投げこまれていた果たし状を見つけた一行は、
たまたまブラジルヤマト語を修得していたユノーが内容を解読し、
果たし状の場所を割り出すことに成功した、というわけです。
ええ、セージを上げた時に戯れで取ったブラジルヤマト語の読文が役に立つとは、
想像もしてませんでしたよw
さて、問題のガブリエル戦。
実はガブリエルは登場時点で設定が決まってました。
ベースモンスターは「怪力無双の腕自慢」です。
はい、武器は素手です。
これ、最初からやりたかったネタで、刀を持ったガブリエルと戦う時に、
「行くぞ!」と言いながらガブリエルが刀を投げ捨てるという、
アホなことをやりたかったのです。
おま、剣士じゃないのかよ!wwwと。
だからカルロスがガブリエルに負けたという描写の時も、
あえてその部分は隠していたのでした。ふふふ。
で、この妖刀にもちゃんとデータがあります。
・妖刀アシタダレ
ツーハンドソードをベースとした武器で、魔法の品扱い。
命中とダメージに+1のボーナスがあります。
この武器から1点以上のダメージを受けた対象は、
生命抵抗力で16を目標値とした抵抗判定を行います。
失敗すると対象は「水虫」となり、以降、回避に-2のペナルティを受けます。
これは「病気」属性として扱い、回復するまでペナルティは持続し、
一ヶ月の間この状態が続いた対象は死に至ります。
バカな武器ですね。
ちなみに若干性能は上がってます。
セッション中ではこれをデュラハンが持っていて、
壁役をしていたフォルクスを非常にビビらせていましたw
恨むなら「斬った相手をインキンにする妖刀マタムレ」なんてものを考えた、
カルロスの中の人を恨んでください。
ちなみに残る7本の武器も既にデータ化されております。
どれも死にたくなるような追加効果を持った恐るべきウェポンです。
登場の機会ははてさて。
ここでの一番の問題は、ガブリエルに勝てなかったことで、
彼らが師を裏切った理由や、妖刀を持ち去った真意を説明できなかったことです。
無駄に壮大な裏エピソードがあったのになー。
まぁ、これも機会があればどこかで使いまわしてみよう。
他には、地図を埋める時にサンドリーヌの館に潜入した時のことかね。
ドアに罠があることを発見したメルが、「館の主は女か?」などと聞いてきました。
基本、ノーヒントな私はそれには答えなかったんですが、
「女主人なら罠にかかろうともこの扉を開けることに躊躇いはないのに…!」
とかほざきやがっておりました。
この徹底した変態ロールプレイは見事としか言いようがありません。すげぇよ、H君。
そんなこんなで、長く続いたミストキャッスルの攻略も無事に終了しました。
参加してくれたプレイヤー諸氏に多大なる感謝を。
今回は本当に脱出しただけで終わってしまい、
霧の街の謎にはほとんど触れることができなかったので、
今度は謎解きメインでやってみるのもアリかなぁと思っています。
まぁ、せっかくだから、次回は新サプリメント「フェアリーガーデン」を使って、
新キャラで気分一新と行くつもりですがね。
そんなわけで、またキャラを考えておいてねw
意外と長くなってしまったので、
メンバーの最終レベルと解説については、また次回。
それでは、ありがとうございました!
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コメント
智郎 | URL | -
Re: 霧の街脱出行
刀を投げ捨てる坂田とか妖刀のデータといい、数々のアホ演出を岳る君は僕をスケープゴートにやりたい放題ですねwww
なので諸悪の根源は僕でも主犯は岳る君なのできっとこの文を読んでいるだろうY君はそれらの事に対して非難の言葉を投げかけるならば岳る君へお願いしますw
(゜3゜)~♪
次回新キャラ作るならきっとMATOMOだよ!
( 2010年08月04日 21:25 [編集] )
岳る | URL | -
Re: 霧の街脱出行
>智郎君
むしろ「空気を読んだ」と言っていただきたい(´ω`)
私は基本シリアス思考だけど、ネタフリされたら応えるくらいにはエンターテイナーであろうと思うんだ。
うん、信じてるー(棒読み)
( 2010年08月05日 18:02 [編集] )
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