『エチュード』はどうかしら

2010年11月24日 17:05

アリアンロッド・サガに新しいリプレイのシリーズが仲間入り。
それが『エチュード』でございます。

今月発売のコミック版『コンチェルト』と同じシェルドニアン学園を舞台とし、
新しいPCたちが1レベルからスタートしていく形。
GMは今回が初の単行本となる緑谷明澄。
「殺意の女王」として名高いピアニィ陛下の中の人、大竹みゆさんが運営する、
TRPG部「ルティナス」のメンバーだそうな。

大竹さんもプレイヤーとして参加しており、GMと仲良しなのは結構なんだけど、
ちょっとGMの大竹さんヨイショが過ぎる気がするなー。
ぶっちゃけると百合くさい

女性GMは文章が柔らかくて読みやすい場合が多くて、
実際に緑谷GMもかなり優秀なGMだと思うんだけど、
この頻発する「部長大好き!」だけはなんとかして欲しかった。
2話目はかなり自重されてるけどね。

NPCが変人ばかりで愉快だし、
普通の日常をうまくシナリオに落とし込んでるのも上手い。
今後が楽しみなので、早く部長離れして欲しいところである。

『エチュード』そのものは、学園生活を軸に話が展開するため、
これまでの『サガ』とはかなり雰囲気が違う。すこぶる平和。
PCがみんないい人ばかりなので、読後が気持ちいいのもポイント。
特に2話目のラストは凄く微笑ましくて、ニヤニヤが止まらなかった。

気位が高すぎて友達がうまく作れない、実は寂しがり屋なツンデレお嬢様のユファ。
何事も「神の試練です!」と享受するチビっこ神官ルーチェ。
料理好きで人のいい巨漢のドラゴネット、ユーキリス。
不良を気取りながらも、生来の人の良さが滲み出てしまう猫耳番長パル。

デコボコパーティのドタバタ学園コメディが、新たな『サガ』の境地を切り開く!
続刊するかは分からないけど、もう少し先を読んでみたいシリーズである。
新人GMにエールを贈りたい。

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